Sony Vaio VPCSA26GGのSSD換装

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社内におけるSony製品の信頼を一気に失墜させた迷機 Vaio VPCSA26GG 。60GBの1.8″ SSD 4つを RAID0 しているので、このように1つコケただけで中身全部吹っ飛びます。メーカー修理に出してもしばらくするとまた発生するので、社としては廃棄処分。ただ、CPUなどのスペックは申し分無いので、これを貰い受けて自腹で汎用な SSD に載せ替えてみました。

図1. RAID0構成の純正SSDの一部がオフライン死亡

図1. RAID0構成の純正SSDの一部がオフライン死亡

市販されている2.5″ SATA SSDを搭載するには、同モデルのHDD搭載仕様で使われているSATAリボンケーブルを入手する必要があります。淘寶でポチりました。下図左がお亡くなりになった純正SSD、右がSATAリボンケーブルです。「FPC-239」と言う品番で検索すると容易にヒットします。

図2. 取り外した純正SSDと別途購入したSATA用リボンケーブル

図2. 取り外した純正SSDと別途購入したSATA用リボンケーブル

買ってきた富士通製2.5″ SATA SSDにリボンケーブルを繋げ、これを本体に載せるだけです。

図3. 新しい2.5"SSDにリボンケーブルを繋いで搭載

図3. 新しい2.5″SSDにリボンケーブルを繋いで搭載

図4. SSD右に見えるバッテリはヘタったら容易に交換出来そう

図4. SSD右に見えるバッテリはヘタったら容易に交換出来そう

まずはWindows10をクリーンインストール。個人的には初めてのSSDモデルなのですが、やはり快適です。

図5. Windows10をインストール完了

図5. Windows10をインストール完了

次におなじみ、ubuntu 16.04LTSをデュアルブート仕様でインストールします。特に面倒なところもなく、ubuntuのインストーラーがストレージ内に既にインストールされたWindowsを見つけると、デュアルブート出来るように計らってくれます。

全て完了して再起動すると、grubのOS選択メニューはこのように。

図6. grub OS選択画面

図6. grub OS選択画面

ここでubuntuを選択すれば、めでたくubuntuもブート。

図7. ubuntu 16.04LTS起動画面

図7. ubuntu 16.04LTS起動画面

尚、リボンケーブル仕様調査に関しては、下記のスレッドが参考になりました。ありがとう。

 

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