不安定なFreeNASのUSBにシステムを再インストール

投稿者: | 2020年6月28日

一線を退いたIBM x3650m2サーバに詰めるだけのHDDを積み、FreeNASをUSBから起動して部内共有に使用していますが、最近どうも不安定で、システムが死に絶える寸前のログには、「CAM status: CCB request completed with an error」がびっしり。毎朝サーバ再起動は疲れるので、起動用USBを入れ替えてみました。

図1.x3650m2

図1.x3650m2



去年このエラーでシステムハングした時、起動用USBを作り直して新しい物に替えていましたが、見事に再発。実際にネットで調べてみても、どこそこのUSBストレージはダメ、いやあのメーカーは、と言った相性問題が論ぜられていたので、てっきりUSBストレージのセクターエラーみたいなものと思っていました。

電源を落とし再起動すればしばらくは動作するので、WebUIのSystem -> Genaralからバックアップファイルをダウンロードしておきます。ポップアップに出て来るオプションは2つ共に選択。注意書きにもあるように、sshの鍵関係はこのバックアップには含まれないので、必要な場合は別途ターミナルからバックアップしておきましょう。

図2.Save Configuration

図2.Save Configuration

サーバの電源を落とし、新品のUSBストレージと交換し、インストール用のFreeNAS CDから起動します。インストール用のISOは公式からダウンロード出来ます。インストール用のUSBを作って起動し、まっさらな別のUSBストレージにインストール、と言うことも出来るのですが、以前うまくインストール用USBが起動してくれなくて、その時に作ったCDがあるのでそれを使います。

インストール先をまずは選択。USBストレージは8GBもあれば十分なのですが、予備がこれしかなかったので、64GBのUSBストレージ使っています。

図3.Choose Media

図3.Choose Media

続いて、今後使うシステムのrootパスワードを設定します。

図4.Set Password

図4.Set Password

そして、システムの起動タイプを選びます。FreeNASのシステムはUEFIに対応しているので、UEFIを選択します。尚、この後再起動時に、サーバBIOS設定の起動デバイスでこのUEFIを選択しないと起動してくれません。

図5.Select Boot Mode

図5.Select Boot Mode

インストーラがパーティション切ってインストールしている間、10〜15分程画面進行が無いので不安になりますが、放っておくとこの作業終了画面に辿り着きます。

図6.Installation Success

図6.Installation Success

インストールメディアを抜いて再起動、USBストレージから起動に成功すると、まっさらなコンソール画面となります。IPアドレスとゲートウェイを手動で設定して、サーバを前にしての作業は終了です。

図7.Initial Boot

図7.Initial Boot

ブラウザからWebUIを呼び出し、最初にダウンロードしておいたバックアップファイルをアップロードすると、勝手に適用と再起動がかかります。

図8.Upload Config

図8.Upload Config

再起動後、WebUIを開いてみると、一連のシステム設定や、RAID構成が元通り復元されています。

図9.Restored

図9.Restored

これでめでたしだと良いのですが、数時間放置してログを確認してみるとまたあのエラーが。

単発なのでまだシステムに支障はありませんが、今回は新品のUSBストレージ(メーカーも変えました)なので、相性云々では済まない話でしょう。調べてみると、ユーザフォーラムで提起されている同現象に対して、気になる対策法が提示されています。

早速コンソールから設定をし、数日経過していますが、あのエラーは再現されることはなく、システムも安定しています。

 

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