Raspberry Pi Zeroによるスマートプラレール製作記 (2) FLASKによるUI構築編

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プラレール に Raspberry Pi Zero を搭載してスマート化する企画、第2回は前回に続いて、Raspberry Pi Zero 上にカメラストリーミングやモータ制御のためのUIを FLASK を使って構築します。

Python用のWebフレームワークFLASKで動かせるカメラ用ライブラリをいくつか試してみましたが、FLASK初心者の自分が導入出来て、レスポンスが実用レベルだったのはこちらでした。

但し、それでも発生する遅延から、camera_pi.py内を少しいじり、フレームレートを初期値15から5へと落とし、映像反転処理も加えています。

続いてFLASKによるモータの制御です。以下のを参考に組みました、感謝。

そしてこれら2つの機能を合わせたFLASKのapp.pyは、以下のようになります。

そしてUIのフロントエンドとなるhtml部分は、勝手知ったるJavaScriptを駆使して組んでみました。

これらFLASKアプリケーションのファイル構成は、フレームワーク独特な次のような配置になります。

これを実際にブラウザから呼び出してみると、こうなります。

図1.試作Web UI

図1.試作Web UI

カメラ映像下に前後進各4段のマスコン、そしてLEDライトのスイッチも配置してみました。html的な装飾はシステムの実機搭載後にやっていこうと思います。

 

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