前回、 ESP8266 を採用したブレッドボード版環境センサステーションに MOSFET を組み込みました。今回はこの環境センサステーションを ユニバーサル基板 に移植してコンパクトにしてみます。
ブレッドボード上で試作
まずは、これまでにブレッドボード上に組んだ環境センサステーションの回路図を起こします。
ユニバーサル基板で再現
これをユニバーサル基板に載せ直すのですが、出来るだけコンパクトにしたいので、使用するピンも出来るだけ近くに集め、MOSFET(AO3400N)と0603サイズのチップ抵抗は基板へ直付けとします。
実際に試作
完成した基板がこちら。ゲート抵抗は小さくする意味がないので、チップではなく通常の抵抗としました。
ESP-12Eに搭載するとこのように。ESP-12Eをひっくり返し、四隅のネジ穴にM2.5*10mmの樹脂スペーサを立てて足にしています。そして上を向いたピンヘッダに向かって、今回の基板を挿せば組み立ては終わりです。
従来のブレッドボード版と比べると、格段に小さくなりました。また、安物ブレッドボードに付き物の接触不良からも解消され信頼性も向上することから、現在あちこちで稼働中の環境ステーションを、全てこのユニバーサル基板へ切り替えてゆく予定です。
また今後はESP-12Eではなく、ESP-01Sを使った同機能の環境ステーションの開発にも取り組みたいと思います。