ASUS Zenfone 7 (ZS670KS)をMagiskでroot化

投稿者: | 2020年11月4日

ASUS Zenfone 7をroot化するに当たり、rooted機器に対する規制も厳しい昨今、rootedであることを隠匿出来ることで人気のMagiskを使ってみます。

Unlock Bootloader

ASUS Zenfone 7の製品サポートページより、ブートローダアンロック用のアプリを端末上でダウンロードの上、インストール。このとき、不明なアプリの安全性云々を問われるので、適宜許可する必要があります。そしてインストールしたアプリを見つけて実行、約款や注意事項に合意をして進めます。尚、アンロック時にデバイスリセットが掛かるので、端末内に保存しておきたいファイルなどは別途バックアップしておきましょう。

図01.UnlockToolでブートローダロック解除

図01.UnlockToolでブートローダロック解除

 

Install TWRP Custom Recovery

Zenfone 7用のTWRPカスタムリカバリの入手とインストールについては、こちらから。

母艦(Ubuntu 18.04 64Bit)と繋ぐ前にまず、端末の開発者向けオプションを表示させます。

【設定→システム→端末情報→ソフトウェア情報→ビルド番号を連打】

図02.開発者向けオプションを表示させる

図02.開発者向けオプションを表示させる

遷移を戻り、「システム」内に表示された開発者向けオプションより、USBデバッグモードを有効にします。そして母艦に繋ぐとMTPモードにするかどうか聞かれるので、「キャンセル」を選択してデバッグモードを保持します。

【設定→システム→開発者向けオプション→USBデバッグをON】

図03.USBデバッグモードを有効にし母艦と接続

図03.USBデバッグモードを有効にし母艦と接続

adbコマンドから確認の上、ファストブートモードで起動させ直しましょう。

fastbootが母艦に入っていなかったのでインストールの上、TWRPカスタムリカバリを焼き込みます。

端末を母艦から外し、再起動させる時に音量UPキーを押すとブートモードを選択出来るようになるので、Recovery modeを選んで電源ボタンを押して進むと、TWRPカスタムリカバリに入ることが出来ます。

早速、Nandroid バックアップしてみましょう。「Backup」を押し、デフォルトで選択されているパーティションの他にいくつかパーティションを増やしてみました(非選択の2つを選択するとバックアップは失敗終了しました)。尚、バックアップ先のSDカードを予めマウントしておきました。

図04.TWRPリカバリでNandroidバックアップ

図04.TWRPリカバリでNandroidバックアップ

TWRPのNandroidバックアップでは、いわゆる内部ストレージ/data/mediaは対象外となっていますが、その辺りの検証についてはまた別の機会に。

そう言えば先回のレビューで触れるのを忘れてしまいましたが、ZenFone 7のSIMスロットはセカンドSIMがmicroSDと共用という形ではなく、2枚のnano SIMとmicroSDのスロットが全て独立しているのは素晴らしいですね。そのせいか、スロット取り出す為のピンホールに挿す針は、長いものでないとスロット飛び出てくれません。また、穴が細いので書類留めるクリップは太過ぎて入りませんでした。

図05.ZenFone 7のSIMスロット

図05.ZenFone 7のSIMスロット

 

Install Magisk

root化の方法はいくつかありますが、セキュリティレベルにより敏感な金融系アプリ等では、最近ではもっぱらrootedでは動かないことがほとんどです。そんな中、Magiskはデバイス内にインストールされているアプリ毎にroot化されていることを隠す機能があり、これを利用することでrootedでは動かないアプリも動かせるようになる、とのことから今回はMagiskを使ってroot化してみます。次の公式GitHubのDownloadより、執筆当時ベータながら最新のv.21.0をデバイス内にダウンロードします。

そしてもう一つ、no-verity-opt-encryptも必要とのこと。これまで手がけてきたROM焼きやroot化では無かった事項なので、こちらの解説がとても参考になりました。Great Tnx!

上記解説中にあるリンクより、執筆当時最新版の「no-verity-opt-encrypt-6.0」をダウンロード。これで必要なファイルは揃ったので、デバイスをリカバリモードで起動し直します。TWRPリカバリのホーム画面より、「Install」を押して、先ほどダウンロードしたファイルのあるパスまでツリーを辿ってインストールします。念の為、キャッシュをワイプしてから再起動しました。

図06.TWRPリカバリでMagiskをインストール

図06.TWRPリカバリでMagiskをインストール

 

Magisk Hide

まず上記の公式サイトより、Magisk MangerのAPKをダウンロードしてインストール。実行してみると、次のようにMagiskのインストール状態、SU許可したアプリやログも確認することが出来ます。

図07.Magisk Manager画面

図07.Magisk Manager画面

そしてMagiskの真骨頂である、特定アプリからrootedであることを秘匿するMagisk Hideを設定してみましょう。何処にあるのか探し回ったのですが、設定で有効してからスーパーユーザーの項にひっそりあるMagiskHideでrootedであることを隠したいアプリにチェックを入れます。

図08.Magisk Hide設定

図08.Magisk Hide設定

試しに中信銀行系のモバイルバンキングアプリと、香港に最近出来た大きなポイントプログラムyuuのアプリを入れてrootedであることを秘匿してみました(これらは別のrootedデバイスで正常に開くことが出来ないことを確認済みです)。

図09.Magisk Hideでrootedを隠してアプリ起動

図09.Magisk Hideでrootedを隠してアプリ起動

また、Magisk Managerがデバイスにインストールされているかを検索されてしまうことも想定して、任意のパッケージ名で入れ直す機能もあったので、念の為適用しておきました。

図10.Magisk Managerを隠す

図10.Magisk Managerを隠す

 

Magiskのおかげでとてもフレキシブルなrootedデバイスになりました。これで本格使用に向けて動き出しますが、その前にせっかくの初期状態なので、メインデバイス移行前に内部ストレージを含めたNandroidバックアップを次回、試してみたいと思います。

 

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