pfSenseが稼働するIBM x3650 M1が勝手にシャットダウン

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pfSenseブート中に再起動する無限ループ

電源入れてみると、ハードウェアは正常に起動している様子。続いてpfSenseの起動開始画面をみることが出来、システムを読み込みますが、ある時点で大量のメッセージを吐いて再起動。何度やってもこれを繰り返すようになりました。カーネルパニックの様相です。調べてみると、フォーラムのこちらのスレッドに答えは有りました。

それは、pfSenseの初期画面になったらシングルユーザモードを選択、そして

をcleanになるまで何度でも実行すること、と言うもの。早速実行してみます、まずは1回目。

図12.SingleUserMode fsck #1

図12.SingleUserMode fsck #1

何やら修復されたようです。もう一度実行してみます。

図13.SingleUserMode fsck #2

図13.SingleUserMode fsck #2

また何か修復されたようです。確認の為、もう一度実行してみましょう。

図14.SingleUserMode fsck #3

図14.SingleUserMode fsck #3

ようやく修復無しで完走しました。念の為、さらにもう一度実行してみましたが、同じ結果でしたのでもう大丈夫でしょう。

 

復旧後にクラッシュレポートを確認

再起動させてみると今度は無事にpfSenseもブート完了してシステムアップしました。WebUIにアクセスしてみると、クラッシュ時のデバッグダンプがあるようなのでダウンロードしてみます。

図15.pfSense Crash Reporter

図15.pfSense Crash Reporter

画面下方にある2つのダウンロードボタンのうち、「info.0」については、その上の灰色のコンソール部分に表示されているものです。もう1つがダンプファイルの入ったtarファイルで、ダウンロードすると次のようなファイル構成でした。

その中の「msgbuf.txt」には、ルートのマウントに失敗してパニックになっている様子が記録されていました。

 

取り敢えず再起動後数時間様子を見ましたが、勝手にシャットダウンしなくなったので今回はここまで。結局、根本的な原因を究明しきれていないので、また再発する可能性大なことから、しばらくは重点監視項目です。

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