予約済パブリックIPの割当て
パブリックIPは、前回予約しておいたIPアドレスが残っているので、このインスタンスへ割り当てることが出来ます。まず、インスタント作成時に割り当ててしまったパブリックIPを解除。
そして、未割り当てになったのを確認したら、編集画面をもう一度開いて、今度は既に作成済みの予約済IPアドレスを選択します。
ブロックボリュームの割当て
最後に、NextCloud用に使っていたブロックボリュームをアタッチします。インスタンスの詳細下のリソースメニューから、 アタッチされたブロック・ボリューム を開いて、「ブロック・ボリュームのアタッチ」ボタンをクリック。
アタッチメント・タイプはiSCSIを選び、以前のインスタンスが使っていたブロック・ボリュームを選択して、アタッチボタンを押します。
ブロック・ボリュームがアタッチ済になりました。iSCSI接続情報は以前と同じものが使えるので、コマンド取得は不要です。インスタンスを再起動するだけで、以前のインスタンス同様にNextCloudが使えるようになりました。
ちなみに終了済にした古いインスタンスは、作業直後はこのように残っているのですが、翌日には消えていました。
強制停止はいつ起きた?
無事にインスタンスが元通り復旧したのを確認したので、Syslogを確認してみるとログは8月7日0時過ぎに、シャットダウンシーケンスが一切なく途絶えていました。
これまでの経緯を含め、今回の顛末を時系列にまとめてみると次の通りです。
- 6月 4日アカウント開設
- 6月11日インスタンス作成
- 7月 6日30日間トライアル終了
- 8月 6日トライアル猶予期間終了メール受信
- 8月 7日インスタンス強制停止(Syslogより推察)
そもそも今回のA1インスタンスは、
- 1 x24hrs x31days = 744 OCPU hrs
- 6 x24hrs x31days = 4,464 GB hrs
と目論んでいて、公式サイトにあるAlways Freeの制限にも及ばないはずでした。
まだまだ少ないネットの情報を調べてみると、
「トライアル期間中に作ったA1インスタンスは、必ずトライアル終了後1ヶ月後に無効になる」
という仕様(運用)なようで、皆さんインスタンス作り直して対処していました。
もしまた何らかの制限によりA1インスタンスが永続的に使用出来なくなったら、上限設定の無いVM.Standard.E2.1.Micro shapeという選択肢も考えざるを得ませんが、スペックが以下の通りかなり貧弱です。
- 1/8 OCPU
- 1GB RAM
- NICはLAN内480Mbpsまで、外向きは50Mbpsまで、パブリックIP1個のみ
ただ興味はあるので、いずれ時間を見つけて遊んでみるつもりです。
コメント失礼します
かなりわかりにくい場所ですが公式ドキュメントにARMインスタンスはトライアル終了後一ヶ月で終了するという記述のあるページがありました
https://docs.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/FreeTier/freetier.htm
ご指摘有難うございますっ!
私のようにAlways Freeに釣られて始めてみた人にとっては、Free Tierの無償トライアルの方にちょっとした罠があるのは、どうしてもトリッキーに感じてしまうのですが、まぁそれでもストレージを残しておいてくれているだけ有り難いということでしょうね(笑)
私はFree Tierのトライアルで消された後に再作成したのですが、それも最近消えてしまいました。
再作成したのが8月下旬頃で、その後何度かssh接続をしていた程度の利用頻度でした。
最後にアクセスしたのがいつだったか覚えていないのでなんとも言えませんが、
もしかすると1か月間アクセスが全く無いと削除されるなどの決まりがあるかもしれません。
(規約等にそのような記載があるかどうかは確認できていません)
相変わらずインスタンスがいっぱいで作成できないのもどうなの、って感じですが・・・。
コメント有り難うございますっ
構築以来およそ3ヶ月、すっかり放置していたことに今気付いて開いてみましたが、私のはまだ元気に稼働していました。
アカウント開設当時、激混みな東京リージョンにおののいて、私は大阪リージョンをホームにしました。以降すんなりとインスタンスを立てられましたが、最近はどうなのでしょうかね。
返信ありがとうございます。
ServerCanさんのインスタンスはまだ稼働されているのですね。
もしかしたら自分で消してしまったのかもしれません。
ただ、私の記憶では2つのインスタンスを作成した後、一つだけ消して作り直そうとした際に作成できなくなった(そのまま放置)、という覚えしか無いのですが。。。
> 私は大阪リージョンをホームにしました。
今はどうか分かりませんが、少なくとも数か月前の時点では大阪リージョンならすぐにインスタンスを作成できたようですね。
可能ならお教えいただきたいのですが、ホームリージョンを東京から大阪に変えた方法は覚えていらっしゃいますか?
調べた当時ですと、アカウント作成以降のホームリージョン変更方法は無く、新たにアカウント作成する必要がある、という情報を目にした記憶があります。
ちなみに、現在の東京リージョンは、争奪戦を勝ち抜いた人たちが安定してインストールを維持しているためか、まったく空きが出ません・・・。
私は申込当時から東京の混雑ぶりを聞いていたので、大阪リージョンを選択していました。
ホームリージョンは後から変えることは出来ないようですね。
実はアカウント作成直後、メールアドレス違いで別アカウントを作れないか試したのですが、クレカ情報の辺りで玉砕しました。
ネット掲示板界隈では、実際に成功したと思われる方がその条件について書き込んでいましたが、なかなか複雑で面倒な条件だったのを覚えています。
現状は、なまじバッチ処理でインスタンス生成出来てしまうことから、かえって本来の意図から外れてしまっているようにも感じますね。