Ubuntu 18.04にKVMをインストールしてXAMPPによるWeb開発環境構築

投稿者: | 2021年8月30日

Ubuntu 18.04 Desktopを入れた、Sandy Bridge世代のIntel i7-2600搭載のLenovo ThinkCentre Edge91へ、 KVM / QEMU 仮想マシンホストをセットアップし、その中のUbuntu 20.04サーバを入れた仮想マシンに、 XAMPP を使って簡単に自分専用 Web開発環境 を構築してみました。

ハードウェア確認

これまでにも何度かHDD交換しながら使い続けているLenovo ThinkCentre Edge 91 (1855G3B)を次のCPUとRAM構成で使用しています。

Ubuntuはアップグレードしようしようと思いつつも先延ばしで、未だに18.04 LTS Desktopです。

先ずはCPUがハードウェア仮想化に対応しているか、既にVMware Workstationが入っているので今更ですが、あらためて確認してみます(戻り値が0より大きければ有効)。

続いてBIOSの仮想化関連項目が有効になっているかどうか確認するために、 cpu-checker パッケージをインストールします。

パッケージに含まれる kvm-ok ツールを使っての検証は、次の結果を得て問題無いことが確認されました。

 

KVMのインストール

必要なパッケージを apt でインストールします。付随パッケージが多いのですが、エラーなくインストールは終わりました。

インストール後、 libvirtd が稼働しているか、 systemctl コマンドで確認してみます。

ネットワーク面では、インストール時に virbr0 と言うブリッジインターフェイスが追加され、仮想マシンはNATを介してこのインターフェイスから通信することになります。

しかしこの状態で、アプリケーションの一覧から仮想マシンマネージャvirt-managerを開いても、サービスが見つからないエラーになります。

図01.仮想マシンマネージャの接続障害

図01.仮想マシンマネージャの接続障害

ユーザグループに起因するこの問題を解決するために、現在使用中のユーザを関連する次の2つのグループに追加します。

  • kvm
  • libvirt

追加後はPCを再起動するか、一旦ログアウトしてログインし直す必要があります。

 

Ubuntu 20.04 Server VM構築

それでは仮想マシンマネージャ上の「+」ボタンを押して、新規仮想マシン作成ウィザードを開きます。OSは予めダウンロードしておいた、Ubuntu 20.04.2 Server のメディアISOファイルをインストールに使うので、まず「ローカルのインストールメディア」を選び、次の遷移でISOイメージファイルのパスを指定します。

図02.VM作成 メディア指定

図02.VM作成 メディア指定

図03.VM作成 OSの種類

図03.VM作成 OSの種類

サーバ用途なのでRAMやCPUは最小限を割り当て、仮想ストレージも20GBもあれば十分でしょう。

図04.VM作成 RAMとCPU

図04.VM作成 RAMとCPU

図05.VM作成 ストレージサイズ

図05.VM作成 ストレージサイズ

最後に認識しやすい適当な名前を付ければ完成です。ここでネットワークデバイスの種類やインターフェイスを指定することも出来ますが、まだよく使いこなせていないので、今回はデフォルトです。

図06.VM作成 命名とNIC

図06.VM作成 命名とNIC

出来上がった仮想マシンの設定情報は次のように確認出来ます。思っていた以上に多項目なので、様々なOSで試してみたくなります。

図07.VMの設定情報

図07.VMの設定情報

仮想マシンを起動して、Ubuntuインストーラによるインストールを始めます。その過程は特に特筆すべきこともないので割愛しますが、仮想ネットワークインターフェイスや仮想ディスク内のパーティション構成も、問題無く構成されました。

図08.Ubuntu Network Connections

図08.Ubuntu Network Connections

図09.Ubuntu File System Summary

図09.Ubuntu File System Summary

仮想マシンマネージャの設定でシステムトレイアイコンを有効にすると、アイコンからプルダウンで仮想マシンを操作出来るようになります。以前、macOSに入れたVMware Fusionにも同様の機能があって、なかなか便利でした。

図10.システムトレイアイコン

図10.システムトレイアイコン

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA