ASUS Zenfone 8 Flip (ZS672KS)をMagiskでroot化

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SafetyNet対策1: MagiskHide Props Config 導入

ここまでで既にGoogle開発者サービスに対して全項目をMagiskHideしていたりと、思い付く限りの対策はしてみたのですが、SafetyNetが通りません。

図14.Safetynet 認証失敗

図14.SafetyNet 認証失敗

ここからはMagiskモジュールを駆使したSafetyNet通過のための対策を、こちらの記事を参考に進めます(Great Tnx!!)。

先ず、デバイスキーをGoogle Pixel 3aに改変するために、MagiskHide Props Configモジュールをインストールします(Magiskが隠れたままでいられる古い認証方法をサポートする最後のデバイスが、Google Pixel 3aなのだそうです)。

Magiskアプリのモジュール項より、MagiskHide Props Configモジュールをインストールの後、再起動します。

図15.MagiskHide Props Configインストール

図15.MagiskHide Props Configインストール

再起動後、Magiskアプリでモジュールが有効になっているのを確認したら、ここからは任意のターミナルアプリを使って作業します(私はJuiceSSHを使用しました)。

特権ユーザに移行してから、 props コマンドでProps Configメニューを呼び出します。

図16.MagiskHide Props Configメニュー

図16.MagiskHide Props Configメニュー

メニューでは先ず、 2 - Force BASIC key attestation を選択して変更方法の選択メニューに入ったら、 d - Yes, pick value from device list を選択。

図17.MagiskHide Props Config 変更方法

図17.MagiskHide Props Config 変更方法

続くメーカー名一覧では、 7 - Google を、モデル名一覧では 20 - Pixel 3a をそれぞれ選びます。

図18.MagiskHide Props Config メーカー選択

図18.MagiskHide Props Config メーカー選択

図19.MagiskHide Props Config モデル選択

図19.MagiskHide Props Config モデル選択

最後に変更内容を確認の後、設定反映のためのシステム再起動を促されるので、そのまま再起動をしますがそれでもまだSafetyNet認証は通りませんでした。

図20.MagiskHide Props Config 変更確認

図20.MagiskHide Props Config 変更確認

図21.MagiskHide Props Config 再起動確認

図21.MagiskHide Props Config 再起動確認

尚、この改変の副作用として、カメラアプリで撮影した画像のexif情報に記録されるカメラモデル名がPixel 3aになっていました(笑)。

図22.exif情報のカメラモデルがPixel 3a

図22.exif情報のカメラモデルがPixel 3a

SafetyNet対策2: Universal SafetyNet Fix 導入

Magiskモジュールの一つであるUniversal SafetyNet Fixモジュールをインストールする前に、公式GitHubでも太字で記載のある通り、まずはこのモジュールが動作に必須としている、Riruモジュールを公式GitHubからダウンロードの上、インストールします(Riruモジュール未導入でいきなりSafetyNet Fixモジュールをインストールしようとしても失敗終了します)。

図23.Riruモジュールをインストール

図23.Riruモジュールをインストール

デバイスの再起動後、再びMagiskアプリから今度は予めダウンロードしておいた、SafetyNet Fixモジュールをインストールします。

図24.SafetyNet Fixモジュールをインストール

図24.SafetyNet Fixモジュールをインストール

もう一度デバイスを再起動の後、Magiskアプリで「SafetyNetのチェック」を実行してみると、ここでようやくSafetyNet認証成功の表示を見ることができました(しかしながら、PPSアプリは相変わらず)。

図25.SafetyNet認証成功

図25.SafetyNet認証成功

 

ここまでしてroot化する意義を最近は見失いつつありますが、そんな中でも数少ない利点の一つである、広告ブロックを次回は試してみようと思います。

 

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