MH-KC24直流降圧基板を使って安定化電源にQC対応USB充電機能を追加

公開 | 更新 

バインディングポスト向けUSB急速充電器の製作

それではこのMH-KC24直流降圧基板を使って、安定化電源の出力端子バインディングポストに直挿しで使える、USB急速充電器を作ります。

筐体にはYiDA社のこちらのPCB樹脂ケース(中:48x25x16mm)を使います(RMB0.6+送料)。USB Aコネクタとバインディングポストに挿すバナナプラグの固定穴をピンバイスとカッターでコツコツと削り、筐体上部内側には熱対策にアルミテープとカプトンテープを貼りました。

図5.ケースの加工

図5.ケースの加工

その他、構成部品はこのような感じです。出力が大きい場合にコンバータ基板上のコイルがかなり発熱するので、適当なヒートシンクを追加します。

図6.構成部品一覧

図6.構成部品一覧

バナナプラグは根元にネジを切ってあるタイプなので、本来ならばナット締めが可能なのですが、バインディングポストの端子幅から必要な穴位置が筐体幅ギリギリでナット締め不能なので、エポキシ系接着剤で固めています。

図7.バナナプラグ固定

図7.バナナプラグ固定

接着剤で埋没しないよう残しておいたバナナプラグ根元の金属部分と、コンバータ基板の入力端をハンダ付けして完成です。基板は薄い両面テープで筐体と接着しました。

図8.USB急速充電器完成

図8.USB急速充電器完成

バナナプラグをWanptek 安定化電源のバインディングポストへ下図のように挿し、この状態で適当な電圧(9V以上推奨)を印加すればすぐに使用可能です。

図9.安定化電源での使用例

図9.安定化電源での使用例

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA