GL-iNet GL-AR750Sのファームウェアを2年ぶりに更新する

投稿者: | 2022年4月28日

更新 後の再設定が少し必要なことから億劫になっていた GL-iNet 社のルータ、 GL-AR750S の ファームウェア が流石に古くなってきたので、2年ぶりに 更新 してみると、一気に現行版へは 更新 出来ないことに気づかず悪戦苦闘。

まずAP専用機を更新しようとするも

我が家に2台あるGL-AR750Sのうち、増設WiFi APとしてのみ使用している個体(以下、便宜上[E4]と呼称)から始めます。2年前にこちらの記事で更新したファームウェア ver.3.104で使い続けていますが、これはOpenWRT 18.06をベースにしていることもあり、特にWiFi機能の時代遅れ感は否めません。

図01.E4 更新前のOpenWRTステータス

図01.E4 更新前のOpenWRTステータス

更新前にターミナルから、現在稼働中の全サービスの状態を出力しておきます。

ファームウェアの更新はOpenWRTのLuCI WebUIではなく、GL-iNet謹製のAdmin PanelのUPGRADEページで行います。オンライナップグレードで検出されたv3.211をダウンロードするも、何度やってもダウンロード後にFail判定されてしまいます。

図02.E4 AdminPanel v3.211 アップグレード不可

図02.E4 AdminPanel v3.211 アップグレード不可

U-Bootからファームウェアをアップロードするも

そこでGL-iNetのダウンロードページから、このバージョンのU-Bootからアップグレード出来るimg形式のファイルを取得し、

こちらの手順に従い、リセットボタンを押したまま通電してU-Bootのtftpモードに入り、ブラウザからアクセスして先ほどのimgファイルをアップロードしてみますが、こちらも玉砕です。

図03.E4 U-Bootからのアップデートも不可

図03.E4 U-Bootからのアップデートも不可

一旦マイナーアップデートしてみる

先ほどのファームウェアダウンロードページをよく見ると、現在稼働中のv3.104から安定最新版であるv3.211の間には、以下のようにいくつかのバージョンが存在しています。

そこで先ずはv3.1xx系最終のv3.105へ更新してみることにし、ダウンロードしたtarファイルをAdmin PanelのUPGRADEページで手動アップロードすると、今回は受け付けてもらえました。

図04.E4 AdminPanel v3.105 アップグレード

図04.E4 AdminPanel v3.105 アップグレード

早速Installボタンを押し、2,3分程度でv3.105へのマイナーアップデートは完走しました。

 

ようやく最新ファームウェアへアップグレード

ここで再びAdmin PanelのUPGRADEページのオンラインアップグレードを試してみると、今回はv.3.211へのアップグレードを受け付けてもらえました。

図05.E4 AdminPanel v3.211 アップグレード可

図05.E4 AdminPanel v3.211 アップグレード可

Installボタンを押してアップグレードを進め、こちらも数分後にはアップグレードは問題無く完走しました。

 

プラグインの復元

ファームウェアの更新を終えたら、Admin PanelのPlug-insページを開いて、抜けてしまったプラグインの復元です。この個体にはAPとして必要な機能しか入れていないのでこの程度しか有りませんが以前、復元漏れしていたこともあるので、一応メモして後でクロスチェックしておきます。

図06.E4 プラグインの復元

図06.E4 プラグインの復元

ファイル共有の復元

次にFileSharingページを開くと、こちらも必要なプラグインが抜けた状態になっていました。ファイル共有を使わないのであればこのままで良いのですが、SDカードストレージをネットワーク共有用に公開しているので、Installボタンを押して必要なプラグインを復元してもらいます。

図07.E4 ファイル共有の復元

図07.E4 ファイル共有の復元

復元後、共有に公開するパスの指定が抜けていたので正しく設定しておきました。

図08.E4 ファイル共有の設定

図08.E4 ファイル共有の設定

この操作でsambaに関する設定が上書きされるようなので、念の為にコンソールから次のファイルを確認しておいた方が良いでしょう。

 

LuCIの復元

Admin Panelでの設定を終えたのでAdvancedをクリックしてOpenWRT LuCIのページへ移ろうとすると、LuCIも復元が必要な様子。

図09.E4 LuCI未インストール警告

図09.E4 LuCI未インストール警告

Installボタンを押してしばらくすると長いメッセージに驚かされますが、インストール成功です。

図10.E4 LuCIインストール成功

図10.E4 LuCIインストール成功

不要な設定・サービスの削除

ここからはLuCI上で、デフォルトで入っている不要項目を削除します。まずインターフェイスは、この個体にはLANサブネットしか存在しておらず、全ての物理ポートはLANに属しているので、それ以外を削除します。

図11.E4 インターフェイス項

図11.E4 インターフェイス項

続いてWiFiの項では、デフォルトのゲストSSIDを削除。

図12.E4 Wireless項

図12.E4 Wireless項

FirewallはAPには不要なので、全てのゾーンを削除します。

図13.E4 Firewallゾーン設定

図13.E4 Firewallゾーン設定

そしてSystemメニューのStartupページで起動時に開始されるサービスのうち、APとしては不要な次のサービスを止めて(Stop)、無効(Disabled)にします。

  • dnsmasq
  • firewall
  • odpcpd
  • gl_tertf
図14.E4 Startup項で不要サービスを無効化

図14.E4 Startup項で不要サービスを無効化

細かいサービスの可否については様子を見ながらチューニングするので、セットアップはここまで。最後にファームウェア更新後のステータスを確認してみると、空きメモリが10MBほど少なくなりました。

図15.E4 更新後のOpenWRTステータス

図15.E4 更新後のOpenWRTステータス

 

これで要領は掴めたので、次ページではいよいよ同じモデル2台目メインルータ号機のアップグレードに取り組みます。

 

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