Cisco Aironet AP1252AG・1262Nの設定初期化と基本設定

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技術の進歩目覚ましいWiFiの世界であっという間に一線を退いた Cisco Aironet AP1252AG、AP1262N を一時的に再利用しようと、コンソールから以前の設定を 初期化 して基本的なWiFiの設定を追加しました。

Aironet AP1252AGの初期化

まず1台目がこちらのCisco Aironet AP1252AG、金属筐体でかなり重いので、アンテナに荷重が掛からないように置かないと、重みでアンテナが損傷することも。

図1.AP1252AG上面視

図1.AP1252AG上面視

底面のコンソール端子にケーブルをつなぎ、Ubuntu 18.04母艦のシリアルターミナルに繋いで電源ON。

図2.AP1252AG底面視

図2.AP1252AG底面視



とシステムイメージを読み始めたところで ESC キーを押して中断させます。

flash: の中を確認して、

次の削除・リネームのファイル操作の後、再起動してみます。

  • delete flash:private-multiple-fs
  • delete flash:private-config
  • rename flash:config.txt flash:config.old

通常起動後、確認するとだいぶ以前の設定が消えたように思えたのですが、設定をよく確認するとネットワーク設定の一部が残っていました。

電源プラグを抜いて、本体底面のコンソール端子隣にある MODE スイッチを押したまま、電源プラグを挿して起動させることで上記のうち、 BVI1 インターフェイスの固定IPアドレスは消えました。

図3.AP1252AG MODEボタン

図3.AP1252AG MODEボタン

最後まで残った ip name-server 設定は個別に削除して、ようやく初期状態まで戻すことができました。

 

Aironet AP1252AGの基本設定

初期化されたAP1252AGでは、LANポートは既にDHCPクライアントモードになっていたので、これをそのまま利用することにして、必要なWiFiプロファイルと機器の基本設定を以下の要領で発行しました。

こうして組み上がった設定がこちらです。

 

試行錯誤の1台目の経験を踏まえ、次ページではAironet AP1262Nの初期化と基本設定へ進みます。

 

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