QNAPのXeon搭載8-bay NAS TVS-EC880にAlmaLinux仮想マシンを作る

投稿者: | 2022年9月6日

Intel Xeonを搭載している QNAP の8-bay NAS TVS-EC880 に Virtualization Station を導入して、 AlmaLinux ベースの仮想マシンを構築してみました。

QNAP TVS-EC880

社内に散らばるIPカメラの録画用に随分前に導入したものの、そのスペックを完全に持て余しているのが、Xeon E3-1245 v3搭載のこの8-bay NAS、QNAP TVS-EC880です。

図01.QNAP TVS-EC880

図01.QNAP TVS-EC880

システムはQTS 5.0でRAMは8GB、全てのベイに6TB HDDが収まっています。

図02.System Status

図02.System Status

Virtualization Stationの導入

Intel系CPUを搭載した多くのモデルでは、仮想化プラットフォームのVirtualization Stationを使うことが出来ます。

デフォルトでは入っていないので、App Centerで見つけ出してインストールします。

図03.Virtualization Stationのインストール

図03.Virtualization Stationのインストール

インストールが終わると、VM Marketplaceのページが現れます。テンプレートのようにクリックすればデプロイされるのは便利なのですが、ラインナップが貧弱で、AWSなどのクラウド連携やpfSenseぐらいしか有りませんでした。

図04.VM Marketplace

図04.VM Marketplace

VM格納ボリュームの生成

VMを格納するストレージを既存のボリュームとは分けたいので、8基の6TB HDDで構成されるプールの中に新たにボリュームを作成します。

Storage & Snapshotsを開いて、 Create から New Volume をクリック。

図05.Storage & Snapshots

図05.Storage & Snapshots

ボリュームタイプがデフォルトではThick volumeになっているので、 Change Type を押してThin volumeへ変更しました。

図06.Volume Typeの変更

図06.Volume Typeの変更

続くボリュームの設定では、適当な名前と割り当てる容量を入力します。

図07.ボリュームの設定

図07.ボリュームの設定

最後にサマリを確認して終了すれば、新しいボリュームは出来上がりです。

図08.新規ボリュームのサマリ

図08.新規ボリュームのサマリ

図09.追加されたボリューム

図09.追加されたボリューム

AlmaLinux ISOのダウンロード

サーバ用途のLinuxディストリビューションではこれまでCentOSを使って来ましたが、サポート終了につき後継として今回はAlmaLinuxを試してみます。

含まれるパッケージの異なるいくつかのISOイメージの検討に際しては、実際にインストールしてパッケージ単位の差を比較したこちらの記事が大変参考になりました(鳴謝!)。

今回作る仮想マシンは小さなファイル共有サーバにするつもりなので、minimal版を選びました。

図10.AlmaLinux ダウンロードミラー

図10.AlmaLinux ダウンロードミラー

ダウンロードしたISOイメージは、QTSのFile Stationでアップロードしておきます。

図11.ISOイメージをNASへアップロード

図11.ISOイメージをNASへアップロード

仮想マシンの作成

Virtualization Stationに戻り、新規仮想マシンを次の要領で作成し、CD ImageにはAlmaLinuxのISOイメージを指定します。

  • CPU : 2Cores
  • RAM : 1GB
  • HDD : 10GB
図12.仮想マシンの作成

図12.仮想マシンの作成

作成された仮想マシンのRAWイメージは、File Stationからこのように見えました。

図13.VMイメージファイル

図13.VMイメージファイル

 

次ページではいよいよ仮想マシンを立ち上げて、AlmaLinux 9をセットアップします。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA