AlmaLinux 9ファイル共有サーバにwsddを入れて見つけられやすく

公開 | 更新 
図1.WSD有効により検出されたファイルサーバ

AlmaLinux 9 仮想マシンに構築したSamba ファイル共有 サーバが、Windowsクライアントから見つけてもらいやすくするべく、Linux版 WS-Discovery ツール wsdd を導入してみました。

いきさつ

Windows 10のある時期以降、SMBv1がデフォルトでは無効になったことに伴い、従来のNetBIOS Discoveryも使えなくなりました。

Windowsな世界では、SSDPやWS-Discovery( UDP3702 番ポートを使う 239.255.255.250 宛ブロードキャスト)によってネットワーク上の機器を見つける仕組みがあるのですが、Linuxで構築したファイル共有サーバが見つけてもらうには、こちらのLinux向けWS-Discoveryツール、 wsdd を自分でインストールする必要があります。

そこで、前回までにQNAP TVS-EC880のVirtualization Station上に構築した、AlmaLinux 9仮想マシンにインストールして、LAN内のWindowsクライアントからサーバ上のファイル共有を見つけてもらえるようにします。

 

EPEL有効もwsddパッケージ見つからず

wsdd はEPELレポジトリに収録されているとのことなので、まずは epel-release パッケージをインストールして、EPELを有効にします。

早速パッケージリストを更新してみます。

これで wsdd をインストールしようとするも、ヒットしません。

AlmaLinux 8系では、 dnf からパッケージインストールしている例がネット上で散見されるので、AlmaLinux 9特有の問題なのかも知れません。

 

wsdd公式に沿いマニュアルインストール

公式GitHubのGeneric Installation Instructions項を読むと、インストールと言っても単に、Pythonで記述された wsdd.py をダウンロードしてしかるべき場所へ配置すれば動くようなので、まずはダウンロード。

ダウンロードしたスクリプト wsdd.py に実行権限を付与し、 /usr/local/bin/ へ拡張子抜きの wsdd とリネームしつつ移動します。

 

サービスとして登録

wsdd をサービスとして登録するのに必要なファイルもひな型がGitHubにあるので、これを /etc/systemd/system/ へダウンロードします。

wsdd の配置場所や起動時のドメイン文字列( WORKGROUP )を環境に合わせて、以下のように編集しました。

サービスを有効化して起動します。

 

Windowsから効果確認

WS-Discoveryが有効になったことで、他のWindowsマシンから、エクスプローラのネットワーク検索において検出してもらえるようになりました。

図1.WSD有効により検出されたファイルサーバ

図1.WSD有効により検出されたファイルサーバ

 

created by Rinker
¥1,760 (2024/02/26 10:12:08時点 Amazon調べ-詳細)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA