VPN越しにSynology NASとiPerf計測して新旧OpenWRTルータの性能比較

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図1.2つのルータのVPN転送速度比較概要

自宅の OpenWRT ルータを GL-AR750SとNanoPi R2S の並列運用し、リモートからOpenConnect VPN で接続してファイル転送をしていると、マルチコアのR2Sへ繋いだ時の方が明らかに速かったことから、ルータの向こうにいる Synology NASに iPerf を入れて、両ルータのVPN転送速度を比較してみます。

2つのルータ

今回の実験は、現在自宅に設置している2台のOpenWRTルータ(GL-iNet GL-AR750SとFriendlyElec NanoPi R2S)のVPN性能を比較してみるものです。

下図のように、リモートPC(Ubuntu 18.04)からOpenConnectで自宅のルータいずれかに接続し、自宅LAN内のSynology NAS DS213Jとの間で、iPerfによる計測をしようと思います。

図1.2つのルータのVPN転送速度比較概要

図1.2つのルータのVPN転送速度比較概要

Ubuntu 18.04にiPerf3を入れる

まずリモート側のUbuntu 18.04デスクトップ機から。 apt でパッケージをインストールするだけです。

 

Synology NAS DS213JにiPerfを入れる

問題はこちらのSynology NAS、調べてみるとCommunityレポジトリの中にある、「SynoCli Monitor Tools」パッケージの中にiPerf(iPerf2とiPerf3)が含まれているとこのと。

図2.Synology DSM パッケージセンタ

図2.Synology DSM パッケージセンタ

早速、パッケージセンタからインストールしました。

図3.SynoCli Monitor Tools

図3.SynoCli Monitor Tools

そしてNASのターミナルへ入ると、確かにiPerfが使えるようになっていました。

 

GL-AR750S経由での転送速度を計測

転送速度の計測はまず、リモートからGL-AR750SへOpenConnect VPNで接続して、ルータの向こうにいるSynology NASに対して行います(以降、ルータから見て外向きを上り、内向きを下りとします)。

下り Remote PC → [GL-AR750S] → Synology NAS 計測データ

上り Synology NAS → [GL-AR750S] → Remote PC 計測データ

 

NanoPi R2S経由での転送速度を計測

続いてOpenConnect VPNをNanoPi R2Sへ繋ぎ直してから、同じ要領で計測します。

下り Remote PC → [NanoPi R2S] → Synology NAS 計測データ

上り Synology NAS → [NanoPi R2S] → Remote PC 計測データ

 

GL-AR750S vs NanoPi R2S の勝敗

以上のiPerfによる転送速度の計測結果をまとめると以下の通り。

GL-AR750S (シングルコア)

    • 下り : 12.9 Mbps
    • 上り : 10.4 Mbps

NanoPi R2S (4コア)

    • 下り : 104.0 Mbps
    • 上り : 81.7 Mbps

いずれもギガビットルータに違いはありませんが、VPNの転送速度に関してはやはり、CPUの強さが如実に反映されることがよく分かりました。

 

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