
次期メイン機にと余剰PC在庫の中で目星をつけている Intel NUC8i7BEH の中古品は、内蔵 ファン には異音の問題が。ファンユニットはケース内の一番奥にあるので、全バラして 交換 します。
Intel NUC8i7BEH
Intel謹製ベアボーンPCであるNUCの第8世代の本機種、NUC8i7BEHに搭載されているのはi7-8559U(4C8T)で、RAMはDDR4-2400を最大32GBまで搭載可能。
前後の各種インターフェイスは下図の通りで、HDMIとtype-Cポートを使ってデュアルモニタを実現可能です。
全バラ分解
問題のファンユニットは本体の一番上に位置するものの、内部へのアクセスは底面からに限られるので、交換修理は結果的にほぼ全バラシが伴います。
まず本体底面四隅のネジを緩めて
底面パネルを浮かせます。
パネル裏に2.5″ストレージのマウンタがあるので、ここにストレージがある場合はSATAと電源のケーブルを抜いてから、底面ユニットを外します。
マザーボードを外すには、下図のネジ2本、RAMスロット右のMICコネクタ、WiFiアンテナ線、そして一番下に両面テープで留まっているクッションを剥がしてから。
そしてイーサネットポートの辺りを斜めにつまみ上げ、筐体から外すことができました。
マザーボードの裏側をひっくり返すと、ファンユニットを確認。上図3本のネジと左下のコネクタを外して分離します。
ファンとヒートシンクは接触していない別体式なので、ヒートシンクを触ること無くファンユニットを交換できます。
交換ファンユニット調達
取り外したファンの製品番号を元に、同じものを淘寶でRMB78にて購入しました(下図左が新品)。
取り付けネジは付属していないので流用する必要があるのですが、うち2本のネジには脱落防止のワッシャがついているので、これを抑えながらネジを緩めて取り外し、新しいファンへ移植します。
ファンを固定したら、取り外しと逆の要領でユニットを組付ければ作業は完了。異音の無い静かなPCに戻りました。