同じWindows 10 OEMライセンスを持つVMを複数同時稼働しても怒られないのか

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図12.同一ライセンスWindowsの同時稼働

テスト目的で一時的に同じライセンスキーの Windows 10 仮想マシンを、複数作成して動かすことがあります。テンプレートからデプロイされた、同じ OEMライセンス キー持つ Windows 10 VM が 複数稼働 していると、何か警告や障害はあるのか試してみました。

Windows 10仮想マシンをOEMライセンス認証

VMware vCenterで管理されたESXi 6.7ハイパバイザ上に、Windows 10 仮想マシンを新規作成。OSにはWindows 10 Pro 22H2をダウンロードしたISOからインストールし、そのライセンス認証には一線を退いてもうWindowsで使わなくなった、Intel NUC8i7BEH(関連記事はこちら)に付属のOEM版のキーを試してみます。

図01.Intel NUCのOEMライセンスラベル

図01.Intel NUCのOEMライセンスラベル

そもそも、OEM版のライセンスがどうして仮想マシンで通ってしまうのか分からないのですが、あっけなく認証は通ってアクティベーション済みWindows 10仮想マシンは出来上がりです。

図02.OEMライセンスでVM認証通過

図02.OEMライセンスでVM認証通過

シン・プロビジョニングの仮想ディスク80GBのうち、OSだけで21GB程度消費しています。

図03.OSインストール直後の容量

図03.OSインストール直後の容量

仮想マシンをテンプレートへ変換

仮想マシンの電源を落として、 アクション メニューからテンプレートに変換を選ぶと、

図04.仮想マシンをテンプレートに

図04.仮想マシンをテンプレートに

仮想マシンが即テンプレートになりました。見た目の違いが分かりにくいのですが、テンプレートなのでもちろん起動などのシステム操作はできません。

図05.テンプレートから仮想マシンに

図05.テンプレートから仮想マシンに

テンプレートから仮想マシンをデプロイ

テンプレートの アクション メニューから このテンプレートから仮想マシンを作成 を選ぶと、デプロイウィザードが始まります。

まずはデプロイする仮想マシンの名前とホスト先を選びます。

図06.名前とデプロイ先ホスト

図06.名前とデプロイ先ホスト

次のコンピューティングリソースの選択では、その先で選ぶデータストアのあるホストを選びます。

図07.コンピューティングリソースの選択

図07.コンピューティングリソースの選択

そしてその中のデータストアを選択。

図08.データストアの選択

図08.データストアの選択

クローンオプションでハードウェア構成などのカスタマイズが可能です。

図09.クローンオプションの選択

図09.クローンオプションの選択

設定を確認して FINISH ボタンを押せば、デプロイ開始です。

図10.デプロイ設定の確認

図10.デプロイ設定の確認

デプロイ中は中途半端な状態でびっくりしますが、下のタスクのプログレスバーが終わるまで待ちましょう。

図11.デプロイ実行中

図11.デプロイ実行中

同じ要領でもう1つ仮想マシンをこのテンプレートからデプロイし、それらを起動してWindows Updateを走らせたり、しばらくネットワークに繋いだまま様子を見てみるも、認証状態に変化は無く、通知などで怒られることもありませんでした。

図12.同一ライセンスWindowsの同時稼働

図12.同一ライセンスWindowsの同時稼働

なお、これら2つの仮想マシンのDevice IDやProduct IDは、テンプレートと全く同じものが使われています。

法的、倫理的にはともかく、技術的には以前からうすうす感じていた通り、同じライセンスキーのWindows仮想マシンが同時にオンライン状態であっても、障害は無いことが分かりました。

 

 

参考)ovfテンプレートはローカルへ

ちなみに、最初に作った仮想マシンをテンプレート化するところで(図04参照)、 ovfテンプレートとしてエクスポート を選ぶと、VMware以外の仮想化環境とも互換性のあるovf形式に変換されたファイルを、ブラウザローカルにダウンロードすることができます。

図13.ローカル出力されたovfテンプレート

図13.ローカル出力されたovfテンプレート

20GB強使用済みのシン・プロビジョニング80GBの仮想ディスクが、8GB強の仮想ディスクになって出力されていました。

 

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