OpenWRTへ導入した静的ビルド版Netdataの省ディスク容量化

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図1.ディスク使用量の警告

前回、現行最新版を使いたくて静的ビルド版 Netdata を OpenWRT ルータにインストールしましたが、その後2ヶ月ほど経過すると、ディスク空き 容量 が残りわずかに。データベースやログの記録 設定 を チューニング してみます。

Disk Space Usageの警告

FriendlyElec NanoPi R2Sに1GB micro SDを挿して運用しているOpenWRTルータに(製作記事はこちら)、静的ビルド版Netdataを導入してから2ヶ月ちょっと経過したある日、

Netdataダッシュボードにディスク使用量が97%超えているとの警告が挙がりました。

図1.ディスク使用量の警告

図1.ディスク使用量の警告

ターミナルで確認してもその通りで、その主な原因はNetdataのデータベースとログでした。

静的ビルド版では、 /opt/netdata/ 以下に全て配置されています。

 

データベースへの記録設定

データベースへの保存量の設定については、Netdata公式の解説を読むも、いまいちピンときません。

データベースのTierについては、Netdataソースファイルからの転載と思われる、こちらのページを参考にしました(何故かNetdataのGitHubからは直接閲覧できず)。

曰く、

  • Tier-0 : デフォルト毎秒の計測データ(update every値に依存)
  • Tier-1 : 上記から毎分毎の値をつまんだダイジェスト版
  • Tier-2 : さらに荒く毎時間毎をサンプリングしたダイジェスト版

 

データベース関連のデフォルト設定を確認すると、

(コメントアウトはデフォルトの意)

 

Tier-0が256MBでどの程度の計測値を保持できるか計算するのも手間なので、設定を変えてTier-3の採取を廃止します。

サービスを止めたらTier-3のデータベースフォルダを削除して、Netdataを再開します(自動では削除されません)。

なお、変更した設定が反映されているかどうか、ブラウザから現在の動作設定を確認することができます。

図2.現在動作の設定を確認

図2.現在動作の設定を確認

各種ログの設定

次にログファイル群は、 access.log が際立って膨大なので何とかしたいのですが、Netdataではログレベルのようなものは設定できず、各種ログのON/OFFのみなのだそう。GitHubに改善要望が挙がってはいますが…

なので、設定ファイルで access.log を無効にします。

これもサービスを止め、ファイルを手動で削除する必要があります。

 

これでようやくディスク使用量が危険水域を下回り、警告は解消されました。

 

System Time Sync Stateの警告

こうして赤い警告は消えたのですが、もう1つこれはNetdata導入当時からずっと挙がっていた黄色い警告があります。

図3.時刻同期に関する警告

図3.時刻同期に関する警告

本機のみならず、OpenWRTにNetdataを入れると必ず挙がるこの警告、時刻同期に関するものですがOpenWRTにはデフォルトでNTPクライアントが設定されているので、時刻同期やシステム時刻に問題はありません。

図4.OpenWRTの時刻同期設定

図4.OpenWRTの時刻同期設定

調べてみると、QNAPへ導入したNetdataで同じ警告が出るとの報告が挙がっていました

どうもバグとしか思えないようなので、この警告を無視するように設定ファイルを次のように変更します。

Netdataサービスを再起動させると、ダッシュボード上に何も警告の無い状態が戻りました。

図5.ダッシュボードから全警告解消

図5.ダッシュボードから全警告解消

 

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