macOSの古い岡持ちMac Pro(Mid 2010)でもtailscale VPNを使いたい

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macOS バージョン要件未達により、岡持ち Mac Pro (Mid 2010)へGUIベースの tailscale アプリを インストール できない事態に結局、Linux同様にCLIベースのバイナリを公式GitHubに従ってコンパイルと インストール しました。

macOS 10.13にtailscaleアプリは入らない

グラフィックボードが非Metal対応であることから、macOS 10.13からアップグレードできない岡持ちMac Pro Mid 2010(関連記事はこちら)へ、tailscaleをApp Storeからインストールしようとするも、OSバージョン要件に届かず弾かれてしまいました。

図1.App Storeからインストールできず

図1.App Storeからインストールできず

macOSへのインストールに関するtailscaleのKBの冒頭で、macOS 10.13の最終版はv1.44.0であるとの記述を発見。

tailscaleサイトに過去のバージョンのダウンロードリンクは無いので、ウェブアーカイブでtailscaleダウンロードページのアーカイブを検索、残っていたリンクからいくつか古いバージョンのインストーラをダウンロードしてみましたが、いずれも同じ理由で弾かれました。

図2.ウェブアーカイブで古いバージョンを発掘

図2.ウェブアーカイブで古いバージョンを発掘

tailscaledをコンパイル・インストール

macOSへtailscaleを入れる3つの方法、と題された別のKBによると、ここまでで既に2つの方法は失敗したことになり、残された方法は、 tailscaled を自分でコンパイル、インストールする方法のみ。

コンパイルと言っても、その方法は全てソースが公開されている、公式GitHubページに記載されている手順に従って進めるのみ。

 

まずはコンパイルに必要なGo言語のインストールから。既に導入済みのhomebrew環境を使い、コマンド一つでインストール。

冒頭でまたmacOSの古さを指摘されたので心配になるも、Go言語は問題無くインストールされていました。

 

次に、 go コマンドで tailscaled をコンパイルします。

生成されたバイナリを確認。

tailscaled デーモンをシステムへ登録して、常時稼働するようにします。

 

tailscale upでデバイス接続

tailscale up コマンドの初回接続では、パスが通っていないのでパス含めて実行する必要があります。

認証URLをブラウザで開き直し、tailscaleに登録しているGoogleアカウントでログイン。

図3.tailscaleログイン

図3.tailscaleログイン

Connectボタンを押してMac Proをtailnetに繋げます。

図4.tailnetへデバイスを接続

図4.tailnetへデバイスを接続

tailscale admin consoleページにMac Proが現れました。

図5.tailscale admin consoleに現る

図5.tailscale admin consoleに現る

 

tailscaleコマンドの使い方はLinux版と同じ。 tailscale up したままでシステム再起動すれば、起動後も自動的に接続された状態が維持されます。

このMacProはtailnet上に見える他のサブネットを参照するも、自身の属するローカルサブネットは晒したくないので、以下の仕様で常時接続しています。

 

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