MBR形式のWindows 10とデュアルブートのUbuntuを削除する

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容量の大きいSSDへ換装後、クリーンインストールを前にデュアルブートのUbuntuを削除、Windows回復パーティションをディスク最後尾に再作成してWindows領域を拡張しました。

Ubuntu削除のいきさつ

前回、Windows 10とUbuntu 22.04デュアルブート仕様のまま、容量大きめのSSDへ換装したSony Vaio VPCSA26GGは、増えた空き容量がWindows回復パーティションの後方に展開されてしまっているので、微妙に邪魔。

図01.作業前のレイアウト

図01.作業前のレイアウト

加えてUbuntuも16.04からのアップグレードを繰り返した経緯から、そろそろクリーンインストールしたいので、今回は一旦これを削除してWindows 10のみの構成へと、戻したいと思います。

ちなみにこのディスクのパーティションテーブルはMBRです。

図02.msinfo システム要約

図02.msinfo システム要約

Windows Boot Managerの復権

Windows 10の 設定→更新とセキュリティ→回復 の中にある、 今すぐ再起動 を押下します。

図03.設定 回復 今すぐ再起動

図03.設定 回復 今すぐ再起動

再起動後、青画面の オプションの選択 では、 トラブルシューティング を選択。

図04.オプションの選択

図04.オプションの選択

トラブルシューティング では、 詳細オプション を選択。

図05.トラブルシューティング

図05.トラブルシューティング

そして、 詳細オプション の中にある コマンドプロンプト を選びます。

図06.詳細オプション

図06.詳細オプション

ここで再び再起動後、Windowsユーザアカウントを選択し、パスワードを入力。

図07.アカウントを選択

図07.アカウントを選択

図08.パスワードを入力

図08.パスワードを入力

こうしてようやくたどり着いた、Windows回復環境のコマンドプロンプトでは、以下の3つのコマンドを実行します。

図09.コマンドプロンプト

図09.コマンドプロンプト

コマンド実行後、 exit コマンドでプロンプトを抜けると、 オプションの選択 に戻るので続行か、一度電源を切っての再起動へ。

 

Ubuntuパーティションの削除

以上の作業により、もうgrubメニュー無しでWindows 10が起動するのを確認したら、心置きなくUbuntuパーティションを削除します。

ディスクの管理で、Ubuntuのルートとswapの2つのボリュームをそれぞれ削除。

図10.Ubuntuのボリュームを削除

図10.Ubuntuのボリュームを削除

2つのボリュームを包んでいた、拡張パーティションを削除します。

図11.拡張パーティションの削除

図11.拡張パーティションの削除

Windows回復パーティションの削除

次に、空き領域に挟まれたWindows回復パーティションが際立って邪魔なので、ディスクの最後尾へ追いやります。

図12.空き領域に挟まれた回復領域

図12.空き領域に挟まれた回復領域

その具体的な手順は以下の通り。全て管理者権限のコマンドプロンプトで行います。

  1. [reagentc] 回復パーティション内のWinREをC:ドライブへ回収。
  2. [diskpart] 回復パーティション削除。
  3. [diskpart] C:ドライブのパーティションを最大拡張。
  4. [diskpart] 少し削ってWinRE用の回復パーティション作成。
  5. [reagentc] C:ドライブ内のWinREを回復パーティションへエクスポート。

まず、WinREの現状をREAgentCコマンドで確認。回復パーティション内で有効化されています。

このREagentCコマンドに /disable オプションを付与することで、WinREが無効化されて、バイナリ Winre.wim がC:ドライブのWindowsフォルダ内に格納されます。

エクスプローラでも見えないシステムファイルなので、PowerShellで存在を確認。

図13.リカバリフォルダにWinre.wim見えず

図13.リカバリフォルダにWinre.wim見えず



diskpart ツールで回復パーティションを削除して、ようやく未割り当てが一つになりました。

図14.削除された回復領域

図14.削除された回復領域

Windowsパーティションの拡大

このまま diskpart でWindowsパーティションを最大拡張します。

図15.Windows領域を最大拡張

図15.Windows領域を最大拡張

Windows回復パーティションの再作成

拡張したWindowsの後方1GB分を拝借して、空き領域を確保します。

図16.1GB空き領域の確保

図16.1GB空き領域の確保

空き領域にプライマリパーティションを作成。

図17.プライマリパーティションを作成

図17.プライマリパーティションを作成

プライマリパーティションをNTFSでフォーマット。

図18.パーティションをフォーマット

図18.パーティションをフォーマット

回復パーティション固有のIDを設定して、 diskpart を終了します。

図19.パーティションIDをセット

図19.パーティションIDをセット

WinREを回復パーティションへ戻す

新しい回復パーティションのお膳立てが終わったので、REagentCコマンドに /enable オプションを付与して winre.wim を再配置します。

これにより、C:ドライブにいた winre.wim はいなくなります。

 

Windows回復パーティションの確認

本当に winre.wim は再配置されたのか、回復パーティションにドライブ符号を割り当てて、その中身を閲覧してみます

割り当てたR:ドライブを参照してみると、確かに winre.wim がいました。

確認後はドライブレターの後始末。

最後に、Windows回復環境の 詳細オプション の項目が、最初と変わらないことを確認して今回の作業は終了です。

図20.詳細オプション過不足なし

図20.詳細オプション過不足なし

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