IBM System x3650 M3と余剰部品でProxmox VEノードを構築

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VMware ESXiホストを担っていたIBM System x3650 M3を、 vCenterから離脱の上で引退。余剰ストレージをかき集め、新たにProxmox VEノードとして再構築しました。

IBM System x3650 M3ハードウェア構成

VMware ESXiホスト当時は1ペアのストレージしか無かったので、中古、新品未使用の余剰品をかき集めて3組6個のストレージデバイスを確保。SATA SSDまで動員しています。

図01.搭載するストレージたち

図01.搭載するストレージたち

その中の新品SAS 600GB HDD ( FRU 00WG691 )は世代の新しい製品なのか、ドライブキャディの形状が微妙に異なり、使用には支障ありませんが、随分奥まってしまいました。

図02.ドライブキャディ形状違い

図02.ドライブキャディ形状違い

搭載されているハードウェアRAIDコントローラは、ServeRAID M5014です。

ほか、ハードウェア仕様をまとめると次の通り。

 

不要なRAID設定の消去

サーバを始動後、LSI RAID Configuration Utilityを呼び出し。まずはアダプタを選択から。

図03.RAID Adapter Selection

図03.RAID Adapter Selection

接続されている6本のストレージデバイスのうち、中古の4本には以前のデータが残存しているので、 (FOREIGN) フラグが立っています。

図04.Physical ViewにFOREIGNデバイス

図04.Physical ViewにFOREIGNデバイス

画面左から Configuration Wizard を開き、 Clear Configuration を選択、実行します。

図05.Configuration Wizardで残存設定の削除

図05.Configuration Wizardで残存設定の削除

図06.残存設定削除の実行

図06.残存設定削除の実行

再び Physical View に戻り、 (FOREIGN) フラグが消えていることを確認。これですっきり。

図07.設定クリア後のPhysical View

図07.設定クリア後のPhysical View

RAID1アレイの構築

全てのディスクを初期化し終えたら、再び Configuration Wizard を開き、今度は New Configuration を選択します。

図08.New Configuration

図08.New Configuration

New Configuration でも結局、残存設定削除が実行されるのですが。

図09.再び残存設定削除の実行

図09.再び残存設定削除の実行

設定方法は自分で全て決めたいので手動にします。

図10.手動設定を選択

図10.手動設定を選択

左側に利用可能なディスクが列記されるので、先ずはシステム用の300GB HDD2本を選び、 Add To Array ボタンを押下。

図11.ディスクをアレイへ追加

図11.ディスクをアレイへ追加

選択したディスクが右ペインの Drive Group 0 にぶら下がるので、 Accept DG を押して確定、次の遷移へ進みます。

図12.Drive Group設定の確定

図12.Drive Group設定の確定

作成した Drive Group 0 が左ペインに表示されている状態で、 Add to SPAN を押します。

図13.Drive GroupをSPANへ追加

図13.Drive GroupをSPANへ追加

ここでようやくRAIDの設定。RAID1にして Accept ボタン押下。

図14.RAIDレベルの設定

図14.RAIDレベルの設定

デフォルトでWrite Throughが有効になっていることの警告を確認の上、そのまま進みます。

図15.Write Throughモードの警告

図15.Write Throughモードの警告

ここまでの設定事項をプレビューで確認、 Drive Group 0 の中にVD0がぶら下がりました。

図16.設定のプレビュー

図16.設定のプレビュー

Accept ボタンで設定を確定後、次の画面で初期化 Fast Initialize と、このドライブはProxmoxのシステムにする予定なので Set Boot Drive も実行します。

図17.ドライブ初期化とBootフラグ付与

図17.ドライブ初期化とBootフラグ付与

こうしてようやく1組目のRAIDドライブが出来上がりました。

図18.1組目のRAIDドライブ完成

図18.1組目のRAIDドライブ完成

残る4本のディスクについても、同じ工程を繰り返して2組のRAIDドライブを構築するわけですが、その際の Configuration Wizard は、 Add Configuration で進める必要があります。

図19.Add Configurationで始める

図19.Add Configurationで始める

2つ目のDrive GroupにSSD 1TBディスク2本を割り当て。

図20.2つ目のDrive Groupを割り当て

図20.2つ目のDrive Groupを割り当て

最終的に6本のディスクを3組のRAIDディスクに組み上げました。

図21.3組のRAIDドライブ全て完成

図21.3組のRAIDドライブ全て完成

次ページでは、Proxmox VEのインストールへ進みます。

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