VMware ESXiホストをvCenter Serverから離脱させる手順

公開

社内仮想化環境をBroadcomに買収されからというもの、ライセンス体系が不穏なVMware ESXi / vCenterから、Proxmox VEへ移行作業中、既存のESXi v.6.7.0ホストを vCenter Serverから、「行儀よく」を心掛けて離脱させました。

1. ESXiホストをメンテナンスモードへ移行

VMware ESXiホストをvCenter Serverから離脱させる手順については、公式ドキュメントにも記載があります。

まず、離脱させたいVMware ESXiホストをメンテナンスモードへ移行させます(vCenter ServerのvSphere Clientからでも、ESXiホストのWebUIからどちらでも可)。

図1.vSphere Clientメンテナンスモードへ

図1.vSphere Clientメンテナンスモードへ

図2.ESXi WebUI メンテナンスモード

図2.ESXi WebUI メンテナンスモード

2. vCenter のホストエントリからESXiホストを削除

次に、 vSphere ClientでESXiホストのアクションメニューから、今度は インベントリからの除去 をクリック。仮想マシンのアクションメニューでこの項目をクリックすると、ホストからその仮想マシンの登録が消えますが、ESXiホストに対して行なうとそれがvCenter Serverからの離脱を意味します。

図3.ESXiホストの削除

図3.ESXiホストの削除

続くポップアップで削除される事項を確認の上、 はい を押してホストを削除。

 

ライセンス仕様状況の確認

今回、「行儀よく」を心掛けた1つの理由が、ESXiホストに割り当てていたライセンスの回収です。ホストの削除後、vSphere Client一番上のメニューの 管理 を開き、その左メニューから ライセンス を開いてその 使用状況 を確認。キャパシティ一杯まで割り当てていたライセンスCPUが、ホストの分だけ使用状況が減っていました。

図4.vSphere Client ライセンスの管理

図4.vSphere Client ライセンスの管理

最後の1つ残ったESXiホストの手仕舞い

この調子で残るESXiホストもvCenterから離脱し、最後に残ったESXiホストの中にvCenter Server Appliance仮想マシンがいる状態になり、このホストを落とせないジレンマに気づきました。

図5.vCSAの稼働するESXiホスト

図5.vCSAの稼働するESXiホスト

このESXiホストが入るためには、稼働中のvCSAを停止させる必要があり、停止させてしまうとvCenter vSphere Clientが使えません。早速調べてみると、このようなケースはさほど珍しいことでもないのか、公式フォーラムに答えが。

メンテナンスモードに入れない事情がある場合は、vCenter vSphere Client側から当該ESXiホストを切断、インベントリから削除すれば良いのだそうです。

早速、vCenter vSphere Client上でESXiホストを選択、アクションメニューを 接続切断 をクリックして切断を実行。

図6.最後のESXiホストの切断

図6.最後のESXiホストの切断

ESXiホストが切断状態になっているのを確認したら、再びアクションメニューを開いて インベントリからの除去 を実行。

図7.最後のESXiホストの削除

図7.最後のESXiホストの削除

vCenter vSphere Client上からESXiホストがいなくなり、ライセンスも回収されているのを確認。

図8.空っぽのvCenter Server

図8.空っぽのvCenter Server

最後にESXiホストのHost Client上でvCSA仮想マシンをシャットダウン、登録削除すればvCenterシステムの手仕舞いは完了です。

図9.vCSA仮想マシンの除去

図9.vCSA仮想マシンの除去

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA