小学校高学年になる子供と作る 電子工作 DIY用にと以前、淘寶で購入した RDA5807 を搭載した FMラジオ キット を、旧正月の連休に作りました。
淘寶で購入したFMラジオキット
購入したのはこちらのキット、アクリルケース付で価格はRMB42でした。
同じ商品が日本でもアマゾン等で容易に購入可能も、受信周波数が87-108MHzなので、日本での使用にはご注意を。
搭載されているRDA5807Mのデータシートを確認すると、カバレッジは50-115MHzとあるので、このキットのSTC15Wマイコンに焼きこまれているプログラムの仕様なのでしょう。
調べてみると、ArduinoやESP8266と組み合わせる作例も多く、楽しそうなモジュールです。

図02.RDA5807Mモジュール
説明書との他に組み立て解説動画も
付属の中文・英文説明書には、組み立て手順がびっしり綴られており、そのステップ数の多さにおののくも、
記載されているQRコードから辿る丁寧な組み立て解説動画を見ながら、こつこつと製作に臨むこととします。
ちなみに、基板上にも部品情報が丁寧にプリントされているので安心。
背の低い部品から実装
解説動画でも「背の低い部品から実装しましょう」と言っていたので、これは電子工作の世界共通のセオリー。
いきなり、以下のICからハンダ付けを始めます。特にシフトレジスタは、DIPパッケージなので初めからハードル高め。気をつけていても隣りのピンと繋がってしまうので、ハンダ吸取り線が活躍します。
- 74HC595D シフトレジスタ
- RDA5807M ラジオモジュール
- AMS1117 LDOレギュレータ
つづいて抵抗の計17本ハンダ付け。部品側に抵抗の大きさが記載されているので、カラーバーが読めなくても大丈夫。各サイズの抵抗それぞれ、予備用に1本多く入っていました。
次にオーディオ出力の3.5mmジャックとDC5V入力のmicro USBコネクタ、音声微調整用のポテンショメータと電源用LEDをハンダ付けします。LEDは足の長い方が+で、これが基板上の四角いパターンに対応します。
さらにSTC14WマイコンとデュアルアンプのICソケットと、セラミックコンデンサ4つを取り付け。ICソケットは基板上の切り欠きプリントに従って。セラミックコンデンサは全て同じ容量で、極性もないので楽ちん。
5個ある電解コンデンサのうち、1uFだけは横倒しにして実装します。全て極性があるので注意。トランジスタは基板上のパターンに向きが表されているのでその向きにハンダ付けします。
部品のハンダ付けも大詰め、電源入切スイッチと4桁7セグメントLEDをハンダ付けします。さらに力が掛かる音量増減、周波数増減のマイクロスイッチをしっかりめにハンダ付け。
最後にICソケットにPICマイコンとデュアルアンプを差し込んで、基板への部品実装は終わりです。
アンテナなど裏面のハンダ付け
部品の実装は終わったので、ロッドアンテナを取り付けます。キットには固定用のネジが付属されていますが、緩みやすいことから基板へのハンダ付けが解説動画の中では推奨とされていました。
まず基板表側のアンテナネジ穴をマスキングテープで塞ぎます(ハンダ漏れ防止)。
基板裏側からステンレスはんだでしっかりとハンダ付け。アンテナに熱を奪われるので、出力の小さなハンダごてでは接合が難しいかもしれません。
基板裏面では単三電池BOXとスピーカのリード線をハンダ付けし、付属の両面テープで固定、アクリルケースに収めれば完成です。
完成したFMラジオの試用
完成したFMラジオをモバイルバッテリに繋いで火入れ。通電されてから内蔵の水晶がしっかり発振するまで多少時間が掛かるらしく、直後は悪かった感度も時間が経てばしっかり回復します。
ケース背面はから単3電池を入れて試してみましたが、ロッドアンテナだけでは感度不足。電源のUSBケーブルもアンテナの一部として欲しがっている印象でした。
せっかくステレオ音声出力が用意されているので、次回はステレオスピーカアンプキットがないか、探してみるつもりです。















私も製作したことがあります。製品としては、再現性もよく、見た目も洗練されているように思います。
これを76HHzから受信できるようプログラムを書いてくださる猛者はいらっしゃらないものでしょうか。