AZR60ノアの純正カーナビのHDD交換修理

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トヨタ ノアAZR60の純正HDDカーナビが、起動画面から先に進まなくなってしまいました。同型の中古品をネットオークションで入手、中のHDDを取り出して移植修理しました。

プログラムが起動できませんでした

平成16年式トヨタ ノアAZR60搭載の純正HDDカーナビが、起動初期画面から先に進みません。ダメ元でエンジンルームのバッテリコードを外して電気的にリセットしても状況は変わらず。

図01.初期画面から先に進まない

図01.初期画面から先に進まない

ディスプレイ左下の TILT ボタンで画面を倒して耳を澄ませると、カッコンカッコン繰り返す音が聞こえ、HDD不良でシステムを読み込めない様子。

図02.チルトダウンしてHDD視認

図02.チルトダウンしてHDD視認

上図青枠内のトルクスネジを2本外して、中にあるHDDを引き抜きます。

図03.壊れたHDDを取り出し

図03.壊れたHDDを取り出し

同型中古品を入手

この純正HDDカーナビの型番、 NHDN-W54G 16024 (Model No.08545-00K31) を元に中古品をネットオークションで探し、運良くこちらの動作品を入手することができました。

図04.入手した同型中古品

図04.入手した同型中古品

欲しいのはシステムの入ったHDDだけですが、HDDだけの中古品はまず見つかりません。

 

インパネから10ピン電源コネクタ抜き出し

交換に必要なHDDをこの動作品から取り出すためには、ユニットを一度通電させてディスプレイをチルトダウンさせなくてはなりません。

そのために背面のコネクタのピンアサインを調べたり、電源を調達するのも面倒なので、既存のカーナビに繋がるハーネスから一時拝借することにします。

カーナビ周囲を覆うインパネセンターガーニッシュを外すには、その左右各席のアッパーボックスの蓋を開け、境い目をこじりながら引き剥がします(チルトしたディスプレイは元に戻しておきましょう)。

図05.ガーニッシュ外し準備

図05.ガーニッシュ外し準備

引き剥がす途中で、シフトレバーがPレンジにあると邪魔になる場合は、適宜レバーを下げて逃がします。

センターガーニッシュをエアコンダクトごと剥がすと、カーナビユニットを留めている3本のネジを外し、背面のハーネスを触れる程度に手前に引き出します。

図06.カーナビユニット引き出し

図06.カーナビユニット引き出し

カーナビユニットの背面に繋がる多くのハーネスのうち、給電を担うのがこの10ピンコネクタなので、これを外します。

図07.電源供給10Pコネクタ

図07.電源供給10Pコネクタ

中古品カーナビからHDDを取り出す

購入した中古品のナビを上に載せ、10ピンコネクタを繋いで通電。 TILT ボタンを押して先ほどと同じ要領でHDDを取り出します。

図08.通電してHDDスロット現す

図08.通電してHDDスロット現す

2つのHDDを比べてみると、どちらも同じモデルでした。

図09.両HDDを比較

図09.両HDDを比較

ダメ元で壊れたHDDを中古品カーナビで挿してみるも、やはり同じ症状で初期画面から進まないので、問題がHDDにあることが確定。

図10.壊れたHDDを中古カーナビで試す

図10.壊れたHDDを中古カーナビで試す

動作品HDDへ交換

こうして入手した動作品HDDを、車両搭載のカーナビユニットへ挿入。ガーニッシュ組付前に正常に動作することを確認。

図11.HDD交換後動作確認

図11.HDD交換後動作確認

全て元通り組付後、少し走ってナビ機能も正常に動作することを確認しました。

図12.ナビ機能動作確認

図12.ナビ機能動作確認

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