VMware ESXiからProxmox VEへ仮想マシンをインポート

公開

クラスタ構成を済ませたProxmox VE 8ノードに備わっているインポートウィザードを使って、VMware ESXiハイパバイザ内の仮想マシンをインポートしてみました。

まえがき

以前はターミナル上でCLIベースでしか行えなかったESXiホストからの仮想マシンインポートが、Proxmox VE 8.1.3よりWebGUI上で行えるようになりました

ちなみに、検証済みのVMware ESXiのバージョンは、ver.6.5以降とドキュメントでは謳われています。

なお、本記事での検証環境は、次の通り。

 

ESXiホストをストレージのように登録

まず、ProxmoxのWebUIを Datacenter > Storage と辿り、 Add ボタンで開くプルダウンメニューから ESXi を選択。

図01.追加するストレージ種類の選択

図01.追加するストレージ種類の選択

続いて追加するESXiホストの情報を入力します(vCenter管理下でもESXiホスト単位で登録のこと)。そして、 Skip Certificate Verification にチェックを入れて追加します。

図02.ESXiホストの追加

図02.ESXiホストの追加

追加後、ストレージの一覧と左ペインの各ノードの下に、ESXiホストが現れました。

図03.ESXiホスト現る

図03.ESXiホスト現る

ストレージのように振る舞うESXiホストをクリックすると、vmxファイルベースのリストがずらり。ESXiホスト内の全データストアが網羅されていました。

図04.ESXi 仮想ゲスト一覧

図04.ESXi 仮想ゲスト一覧

ESXiホストからインポート

早速1つ、Linuxベース(Ubuntu 16.04 Server)の小さな仮想マシンをインポートしてみましょう。

仮想ゲスト一覧から仮想マシンを選択の上、 Import ボタンを押すとインポートウィザードが始まります。

まず最初の General 項では、vmxファイルからほぼ相当する仕様が既にセットされるのですが、CPUの種類はデフォルトの x86-64-v2-AES ではインポートエラーになるので(おそらくサーバのCPUが古い)、AES無しの x86-64-v2 へ変更。

図05.Import Wizard General

図05.Import Wizard General

続く Advanced では、SCSIコントローラをデフォルトのLSIから汎用のVirtIO SCSI singleへ変更し、光学ドライブのチェックも外してシンプルに。

図06.Import Wizard Advanced

図06.Import Wizard Advanced

インポート実行前に Resulting Config で最終確認。

図07.Import Wizard Resulting Config

図07.Import Wizard Resulting Config

6GBしかない仮想ディスクの小さな仮想マシンなので、インポートは3分で完走しました。

図08.インポートタスク完了

図08.インポートタスク完了

Proxmox上に、設定通りの仮想マシンが生成されています。

図09.インポートされた仮想マシン

図09.インポートされた仮想マシン

起動してみると、ネットワークが疎通しません。仮想マシンのコンソールで確認すると、インポート作業でNIC名が変わっていたので、 /etc/network/interfaces を編集して解決。

図10.コンソールでNIC名を編集

図10.コンソールでNIC名を編集

Linuxベースの仮想マシンは、こうしてすんなりとインポートすることができました。次回はWindowsベースの仮想マシンを試してみます。

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