
古いラップトップPCの内蔵WiFiを11ac対応の 7260HMW へ載せ替えるシリーズ企画の第3弾、今回は前回よりは少しだけ現代的な Vaio Fシリーズ、CPUもi5-560Mから i7-640M へ載せ替えます。
内蔵WiFiのアップグレード
純正で搭載されいるのは、Intel Centrino Advanced-N 6200 シリーズの622ANHMWというモデルで、デュアルバンド、最大速度は300MBps。
早速バラします。構造は前回のVaio FWと同じで底面全バラシ必須、基本レイアウトも結構似ています。
よくDIY系動画を観ていると登場する、バラしたネジ収納するマグネットパッドを最近買ったので早速使ってみました、これは便利です。
底面パネルを外すとこのように、Vaio FWと主要部品配置は同じですね。
純正WiFi搭載付近はこのように。これもアンテナコネクタはひっくり返った裏面を向いています。
新旧比較、左が622ANHMW、右がいつものアップグレード品、7260HMWです。画像からは判りませんが、622ANHMWの方が分厚く、前回の512ANと見た目は同じです。
7260HMW取り付け完了。アンテナ線は余裕全くないので、変に遊びが出来たりせず、ぴったり決まるのが良い感じです。
Windwos10でも特にドライバ入れ替えることもなく、そのままデバイスが正しく認識され、11ac接続することが出来ました、倍速です。
CPUのアップグレード
次にCPU交換です。元々載っているCore i5-560M と今回交換するCore i7-640Mの比較はこちらの専用サイトで確認しますが、i7と言ってもコアスレッド数がi5と同数な頃のモデルなので、体感出来るほどの差は無いのは承知の上です。
CPU廻りはこのようになっていて、冷却系をネジで外せばよいだけ。
外してCPUとヒートシンクみると、グリスは完全に乾燥カリカリ状態なので、カッターで削ぎ落としました。
両CPU比較、左が外したi5-560M、右がi7-640M(のジャンク品)。CPUのジャンク品買ったのは初めてなので、この時点ではまだドキドキです。
CPUをソケットに載せたところ。この後、グリスを塗布の上、冷却系を戻しました。
全て復元させた後、電源を入れたのですが、WindowsがCPUをi5だと言って聞かないので、シャットダウンから再起動、BIOS開き、特に何もいじらずに閉じてWindows起動、その後勝手にWindows Updateが走り、再起動を促されたのでその通りにしてみると、i7-640Mを認めてくれました。
速さの違いは本当に体感出来ません。しかしよく考えてみると、CPU載せ替えなんて、フルタワーデスクトップ機を自分で組んだりしていた頃以来なので、10年振り!?