Cisco 48ポートスイッチSGE2010のオーバーホールと初期化

投稿者: | 2022年8月6日

サーバルームの片隅でホコリを被っていた、 Cisco の小規模向け 48ポート ギガビット ネットワークスイッチ SGE2010 のクリーニングと、 設定初期化 と基本設定をしてみました。

Cisco SGE2010概要

Ciscoの廉価ラインナップに含まれるこの48ポートギガビットスイッチは、管理機能やVLAN, QoSを備え、スタック運用にも対応したL3スイッチですが、既にサポートは終了しています。

図1.SGE2010外観

図1.SGE2010外観

爆音のファンを清掃

電源を入れてみるとグリス切れの排気ファンの爆音にたまらず、中を開けて清掃を試みます。

本体背面の3個のネジ(左・中・右)の他、左右側面各8個あるネジも全て外し、上蓋を後ろに少し下げながらその後方を持ち上げると外すことが出来ます。

図2.ケースの開き方

図2.ケースの開き方

中を開けると咳き込むほどのホコリ。問題の排気ファンは下図中の右側に3基あるのが分かります。

図3.清掃前の内部

図3.清掃前の内部

取り外したDC12Vブラシレスファンの外観の汚れを綺麗に拭き取ったら、

図4.DCブラシレスファン

図4.DCブラシレスファン

ラベル中心部の軸穴を探りながらカッターで切れ目を入れ、そこへグリス代わりのWD40を微量流し込みました。切れ目はカプトンテープで塞ぎ、本体へ元通り組付けます。

図5.きれいにしたファンを組付け

図5.きれいにしたファンを組付け

本体基板も実装部品を傷つけない程度に汚れを拭き取っておきました。

図6.清掃完了

図6.清掃完了

基板左上には、Intel ALTERA MAX IIが載っていました。

図7.本体基板CPLD部拡大視

図7.本体基板CPLD部拡大視

コンソールから設定の初期化

USBシリアルアダプタのD-Sub9ピンと、SGE2010背面コンソールポートの極性が合わないので、サーバルームにいくらでも転がっているCiscoコンソールケーブル2本のRJ45側を、ジョイントアダプタで連結して使用します(通信速度は115,200bps)。

図8.Ciscoケーブル2つを連結使用

図8.Ciscoケーブル2つを連結使用

ブートメッセージに続いて現れたテキストベースのログインスクリーンは、Linksys SRW2024と同じでした。これもLinksys製なのかもしれません。

なお、デフォルトのID/PASSは admin/admin です(これもLinksysあるある)。

以前の利用状況等の素性が全く不明な個体なので、一度設定をリセットしたいと思います。

上のメインメニューで 1 を選んで現れた項目から 9 を選択すると確認の上、再起動が掛かり設定がリセットされます。

初期状態でポートの状態を確認すると、48番ポートがスタッキング用に割り当てられていました。

これを変える為にメインメニューの 4 でシステムモードをスタンドアロンへ変更する必要があります。ついでに動作モードもデフォルトの L2 から L3 へ変更。

再起動中のシステムメッセージはこのような感じです。

再起動後再びポートの状態を確認すると、48番ポートも通常利用が可能になりました。

 

その他、システム設定で管理用IPアドレスやSSH、Telnetの設定も出来るのですが、カジュアルな使用を目的にしているので、今回は敢えて何も設定せずに作業完了です。

 

 

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