Windows 10でパスワード忘れログインできない時の再設定方法

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図11.DOS パスワードの再設定

パスワード を忘れて Windows 10 へログインできない、と持ち込まれたLenovo X1 Carbon Gen7を例に、 Windows 10 インストールISOを用いた、ローカルアカウントに対する パスワード の 再設定 方法(もはやハック)をまとめます。

WindowsインストールISOから起動

まずLenovo Thinkpad X1 Carbon Gen7の、起動時のLenovoロゴで ENTER キーを押して通常起動を外れ、 F1 キーを押してBIOS Setupへ入ったら、 Security のページへ進みます。

図01.BIOS Security メニュー

図01.BIOS Security メニュー

Secure Boot の項目を ON から OFF へ変更して作業中は無効化します。

図02.BIOS Secure Boot 設定

図02.BIOS Secure Boot 設定

設定を保存して再起動し、マルチISOブートツールVentoyを入れたUSBストレージから起動して(F12キーでブートデバイス選択)、中に入れているWindows 10インストーラISOを選びます。

図03.Ventoy ブートメニュー

図03.Ventoy ブートメニュー

Windows セットアップの開始画面が出たら、 Shift+F10 を押しDOSプロンプトへ逸れます。

図04.Windows Setup 開始画面

図04.Windows Setup 開始画面

sethc.exeをcmd.exeにすり替え

DiskPartユーティリティを立ち上げ、 list volume でWindowsラベルの付いたドライブレターを確認( C: )。

図05.DiskPart List Volume

図05.DiskPart List Volume

C:\Windows\system32\ へ移動して、

図06.DOS System32へ移動

図06.DOS System32へ移動

中にある sethc.execmd.exe とすり替えてしまいます。

図07.DOS sethc.exeをすり替え

図07.DOS sethc.exeをすり替え

この sethc.exe は何かと言うと、Windowsで Shift キーを5回連打すると出て来るSticky Keysポップアップの実体。これを cmd.exe つまりDOSプロンプトにしてしまおうというハックです。

図08.Sticky Keysポップアップ

図08.Sticky Keysポップアップ

ウィンドウ右上のXを押してWindows セットアップを抜け出し、VentoyのUSBを抜いてPC本体のシステムで再起動します。

図09.Windows Setupの中止

図09.Windows Setupの中止

ログイン画面のDOSからパスワードリセット

ログイン画面が表示されたら、ここで Shift キーを5回連打します。

図10.Windowsログイン画面

図10.Windowsログイン画面

Sticky Keysポップアップの代わりに出てきたDOSプロンプト上で、次のコマンドを実行してユーザのパスワードを再設定します。

図11.DOS パスワードの再設定

図11.DOS パスワードの再設定

DOSプロンプト右上のXをクリックして閉じたら、再設定したパスワードでログインできます。

図12.ログイン成功

図12.ログイン成功

 

sethc.exeを元に戻すのを忘れずに

無事にログインすることができるとつい忘れてしまいがちですが、先ほどすり替えた sethc.exe を必ず元に戻しておきましょう。

再びVentoyのUSBに入れたWindows 10インストーラISOから起動し、同じ要領でDOSプロンプトに入ったら、すり替えた sethc.exe を消して、拡張子をリネームしておいたオリジナルを元に戻します。

図13.DOS sethc.exeの復元

図13.DOS sethc.exeの復元

また、BIOSのSecure Bootも併せて有効に戻しておきましょう。

 

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