前図8.eWeLinkアプリから操作回からだいぶ時間が経ちましたが、 デスクトップPC を 遠隔起動 ・シャットダウンできるPCIeカードが必要とする、電源スイッチピンが簡単に取り出せる中間 コネクタ を、市販の Lenovo 、 Dell の デスクトップPC 向けに製作しました。
Lenovo ThinkCentre向け中間コネクタの製作
まずは手元にあるLenovo ThinkCentre Edge 91 Tower (1855G3B)向けに、前回調べたフロントパネルピンのピンアサインに習い、 PWR SW を横取りする中間コネクタを考えました。
ユニバーサル基板の切れ端に必要なピンだけを立て、横取りした PWR SW から遠隔操作カードへのピンを設けます。
前回使った遠隔操作PCIeカードへの配線はこのような感じです。
実機はSandy Bridge世代のデスクトップPCで、唯一のPCIeスロットはすでにグラフィックボードに占有されてしまっています。そこで仕方なくPCIe→PCI変換ゲタを挟んで遠隔操作カードを搭載、問題無く電源操作できました。
Dell Inspiron 3647向け中間コネクタの製作
Lenovoと異なりDellのPCはピンアサインが公開されていないので、仕様把握に難儀しました。Dell Inspiron 3647オーナーズマニュアルにも、マザーボード上の LEDH1 の位置が示されているのみで、ピンアサインには触れられていません。
今回、現場で実物を目にする前に予め製作する必要があったので、こちらの動画やこちらの記事からピンアサインやバイパス線の仕様を確定(Great Tnx!!)。
中間コネクタは、 PWR SW 以外の全てのピンをパススルーする仕様とし、6×2ピンヘッダーのオスメスを連結するように製作しました。
最後に外周をアセテートテープで養生して完成です。

図6.Dell向け中間コネクタ接続例
遠隔起動カードへのジャンパ線を繋いだこの状態で、フロントパネルから来たケーブルを上から挿し、下側をマザーボードへ挿して使います。
Dell Inspiron 3647へ実装 (2024年8月追記)
製作から一年越しになってしまいましたが、ようやくDell Inspiron 3647へ中間コネクタを実装、PC遠隔起動カードと結線しました。
eWeLinkアプリ上で、 リレー1 を何度かタップしてPCを遠隔起動させることができました。もちろん、PC本体の物理電源スイッチも引き続き利用可能。

図8.eWeLinkアプリから操作
リレー2 が何なのか以前より気になっていたので挙動の違いを観察してみると、これはどうも 閉 を維持する時間が長いようです。おそらく、電源ボタン長押し状態を再現しているのでしょう。






