設定ファイル無しからRaspberry PiのソフトウェアRAIDを再構築

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Raspberry Pi 3B+に4本のUSBストレージで構成されたソフトウェアRAIDアレイを、まっさらなRaspberry Pi OS (bookworm)上で元通りに再構築します。

まっさらのRaspberry Pi OS (bookworm)上で再構築開始

Raspberry Pi 3B+に4本の128GB USBストレージを挿し、RAID6アレイを組んでファイルサーバとして運用してきましたが、

ある日、Raspberry Pi OSのアップグレードに失敗、さらに不注意にもシステムの入ったmicro SDメディアを破損してしまいました。

図1.USBストレージ4本によるRAID6

図1.USBストレージ4本によるRAID6

新しいメディアでbookwormベースのRaspberry Pi OSでシステムを作り直すも、ソフトウェアRAIDは自分で組み直す必要があります。

 

ソフトウェアRAIDの再構築

システムクラッシュ後もそのまま挿したままにしていた、USBストレージのデバイス情報を確認。

mdadm --examine で、4本のUSBストレージに含まれるRAID情報を参照してみます。まず1本目。

知りたいのは、状態とArray UUIDの同一性なので、2本目以降は出力を絞り込んで確認。

ソフトウェアRAIDアレイを構成していたディスクは全て健康的な状態にあることが確認できたので、あとは mdadm --assemble で再構築するのみ。

あっけなく再構築が終わったので、RAIDアレイの状態を確認。

 

RAIDアレイのマウントと設定の保存

マウントポイントを作成してマウント、中身の無事を確認できました。

忘れずにRAIDアレイ情報を設定ファイル mdadm.conf に保存。

fstab へマウント情報を設定して作業完了です。

 

ssmtpでRAID状態レポートメールを行儀よく送るには

以前の記事に沿って、RAID状態のレポートメールを送るスクリプトを実行してみるも、メールが宛先に届きません。

前回と異なり、今回はロリポップのSMTPサーバを使用しています。試行時の設定は以下の通り。

SMTPサーバとのやり取りを確認すると、サーバログインして送信元アドレスをセットする時に、ホスト名から生成されたメールアドレスのような文字列を渡してしまっています。

mail -r  オプションで送信元アドレスを指定しても、ここの挙動には反映されないようです(メールヘッダのオーバーライドのみ)。

調べてみると、実行時のローカルユーザに対応したエイリアスを設定する必要があるのだそう。

エイリアス設定ファイルを以下の通り、新たに記述してみました。

ssmtp.conf はそのままで再試行してみると、正しい送信元アドレスがセットされるようになり、実際メールが宛先まで正常に届くようになりました。

図2.RAID状態メール受信例

図2.RAID状態メール受信例

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