IBM System x3250 M4と余剰部品でProxmox VEノードを構築

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Broadcomによる買収後、何かとネガティブな話題の多いVMwareの代替仮想プラットフォームとして、Proxmox VEノードを仕事場の余剰部品をかき集め、IBM System x3250 M4で構築しました。

ハードウェア構成

サーバルームで眠っていたIBM System x3250 M4を中心に、これだけの余剰部品をかき集めてきました。

図01.x3250 M4と余剰部品全景

図01.x3250 M4と余剰部品全景

仮想基盤で特にかき集めたかったのがRAM。ECC付のDDR3 RAMストックを取っ替え引っ替え試すも尽く弾かれます。

図02.メモリエラーメッセージ

図02.メモリエラーメッセージ

結局、適合したのはこちらの2つ。低電圧とそうでないRAMの組み合わせで速度も異なりますが、正常に動作します。

図03.適合したRAMモジュール

図03.適合したRAMモジュール

製品サポートページによると、搭載可能なRAMは以下の品番に限られるようです。

 

1Uサイズのx3250 M4に搭載可能なストレージは4本。システム用と仮想マシンを収めるデータストア用にSAS HDDを、RAID1構成にしたいので2本ずつ用意しました。

図04.SAS HDD 4本

図04.SAS HDD 4本

PCIeライザカードの空きスロットにIntel Quad Port Gigabit Ethernet Cardを挿して増強。その隣りに装着済は、LSI ServeRAID H1110 RAIDコントローラです。

図05.Quad Port Gigabit NIC

図05.Quad Port Gigabit NIC

以上のハードウェア構成をまとめると、次の通り。

 

SASディスクの初期化

SAS HDDは全て中古品なので、RAID構築前に初期化しておきます。

LSI RAID Configuration Utilityを呼び出して、 ServeRAID H1110 を選択。

図06.RAID Adapter List

図06.RAID Adapter List

Adapter Property で SAS Topology を選択。

図07.Adapter Properties

図07.Adapter Properties

ぶら下がる計4本のSASディスクを一つずつフォーマット。

図08.SAS Topology Device List

図08.SAS Topology Device List

図09.Device Properties

図09.Device Properties

所要時間は300GBのディスクで45分、500GBで1.5時間でした。

図10.Device Format

図10.Device Format

RAID1設定

全てのディスクを初期化し終えたら、図07の Adapter Properties で今度は RAID Properties を選択し、 Create RAID 1 Volume を選択します。

図11.Select New Volume Type

図11.Select New Volume Type

表示される一覧で300GBディスク2本をスペースキーで選択し、RAIDメンバへ加えます。

図12.Create New Volume

図12.Create New Volume

設定を保存すると、図07のAdapter Properties画面まで飛ばされるので、

図13.Confirm Create Volume

図13.Confirm Create Volume

残りのディスクでもう1組のRAID1ボリュームを作成。

図14.Create New Volume 500GB

図14.Create New Volume 500GB

出来上がったRAID1ボリュームをSAS Topology画面で確認。よく見ると2つのRAID1ボリュームの表示順が逆順に。

図15.Device List 逆順

図15.Device List 逆順

これこのまま進めると、システムもこの順序でストレージを認識、Proxmoxのインストーラもこの順序でドライブレターを決めてしまうので、微妙に気持ち悪い状態。

図16.システムディスク順も逆順

図16.システムディスク順も逆順

既に作ってしまったボリュームの順序は入れ替えられそうにないので一度全部クリアして、順序を下げたいRAID1ボリュームから先に作ってようやく思い通りの順序になりました。

図17.RAID1 VOL 正順

図17.RAID1 VOL 正順

次ページでは、Proxmox VEのインストールへ進みます。

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