突然、音が出なくなるWindows10

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まだ更新して1年程度の Windows10 PCから音が出なくなった、とSOSが入りました。最近、地味に増えてきている音出ないトラブル、その原因はよくある Windows Update のドライバ更新でした。

問題のPCは、Lenovo ThinkCentre M720q のi7搭載スリムデスクトップ機です。

まず現状を確認すると、ステータスバー右下のスピーカアイコンが☓印で、デバイス何も存在しない状態でした。早速、デバイスマネージャを確認。

図1.不穏なデバイス発見

図1.不穏なデバイス発見

一覧内にSound関連デバイスは見当たらず、見たことないIntel High Definition DSP にアラート点いた状態です。ネットで調べてみると、海外ではあまり参考になりそうな例に当たらなかったものの、日本では比較的最近、頻発している症状のようです。

早速、デバイスマネージャの表示をBy Connectionにします。

図2.表示設定を接続別に

図2.表示設定を接続別に

こうすることで、先ほどのアラート付きデバイスの親、Intel Smart Sound Technology Audio Controller を見付けることが出来ました。

図3.接続別表示で親デバイス発見

図3.接続別表示で親デバイス発見

これを右クリックでアンインストールしますが、その際、確認画面でドライバソフトウェアを削除するを選択します(因みに下の画像は他のデバイスでの参考)。

図4.アンインストール確認時ドライバ削除選択

図4.アンインストール確認時ドライバ削除選択

PC再起動しなくても、デバイスマネージャの表示を元に戻し、ルートでハードウェア変更スキャンをすると、一覧内に見慣れたSoundデバイスが現れ、画面右下のスピーカアイコンも元に戻り、音が正常に出るようになりました。

図5.ハードウェア変更スキャン後サウンド復活

図5.ハードウェア変更スキャン後サウンド復活

 

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