まだ更新して1年程度の Windows10 PCから音が出なくなった、とSOSが入りました。最近、地味に増えてきている音出ないトラブル、その原因はよくある Windows Update のドライバ更新でした。
問題のPCは、Lenovo ThinkCentre M720q のi7搭載スリムデスクトップ機です。
まず現状を確認すると、ステータスバー右下のスピーカアイコンが☓印で、デバイス何も存在しない状態でした。早速、デバイスマネージャを確認。
一覧内にSound関連デバイスは見当たらず、見たことないIntel High Definition DSP にアラート点いた状態です。ネットで調べてみると、海外ではあまり参考になりそうな例に当たらなかったものの、日本では比較的最近、頻発している症状のようです。
早速、デバイスマネージャの表示をBy Connectionにします。
こうすることで、先ほどのアラート付きデバイスの親、Intel Smart Sound Technology Audio Controller を見付けることが出来ました。
これを右クリックでアンインストールしますが、その際、確認画面でドライバソフトウェアを削除するを選択します(因みに下の画像は他のデバイスでの参考)。
PC再起動しなくても、デバイスマネージャの表示を元に戻し、ルートでハードウェア変更スキャンをすると、一覧内に見慣れたSoundデバイスが現れ、画面右下のスピーカアイコンも元に戻り、音が正常に出るようになりました。