
これまで様々な環境データをクラウドデータサービス ThingSpeak へ送信し続けていますが、今回はそれらを普段 Android スマートフォンの Widget アプリ を使い、どの様に監視しているのか、まとめてみます。
IoT ThingSpeak Monitor Widget
普段、Androidスマホの画面に表示させておくWidgetアプリには、IoT ThingSpeak Monitor Widgetを使っています。
Widgetに特化したこのアプリはまず、新規Widgetを作り、チャンネルIDを入れるとFieldの検索クエリが発動して、一覧を選べるようになります(チャンネルがプライベートの場合はRead Keyの入力も必要)。
サイズは2×1のみなので、これをいくつも作って並べ、このようにしています。
Widget上の数値をクリックすると再読込、右下の折れ線グラフっぽいアイコンをクリックすると、グラフが表示されます(ThingSpeak標準)。グラフ上のプロットをタップすると、実際の数値を表示することが出来ます。
更新間隔をあまり短くしてしまうと、ネットワーク環境の良くない場合に読込中の無限ループに陥ることがあるので、データの性質をよく鑑みた上で、適切かつ節度ある更新間隔にすることが肝要でしょう。
ThingShow
そしてもう1つ、最近見つけたこちらのThingShowと言うアプリにもWidget機能がありました。
このアプリのWidgetはアプリに登録されたチャンネルを参照しますので、まずアプリに登録してしまいましょう。そして、あとは必要なフィールドをWidgetに追加するだけです。
Widget内で設定できる有効数字の処理は1つだけなので、上図のように、同じ種類のデータを横並びで表示させるような用途には向いています。
元々このアプリを入れてみようと思ったのは、複数チャンネルの複合グラフが簡単に作れるからです。ThingSpeakとMATLABでも実現出来るんでしょうけど、どうもとっつきにくくて未だ使いこなせていません。
通常のチャンネルグラフの表示もサクサクです。普段、グラフ表示はThingVIew使っているのですが、広告あったり、動きがもっさりだったりで、あまり使っていませんでした。チャンネル内のグラフのタイル表示もいいですね。
惜しむらくは、グラフの時間軸をThingViewのように、日、週、月とワンタップで切替出来ないことでしょうか。開発はアクティブなアプリなので、今後に期待です。