Cisco WLC CT2504へ新しいインターフェイスを設定してAPを異動させる

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3. APグループを作成

APグループはその名の通り複数のAPデバイスを束ね、これまでに作成したインターフェイスやWLANと紐付けるためのオブジェクトで、同じ WLANs タブの Advanced の中にある、 AP Groups のページで現在のAPグループを確認することが出来ます。

図15.APグループ一覧

図15.APグループ一覧

一覧表示右上にある Add Group を押し、適当な名前を設定してグループを作成すると、

図16.新規APグループ作成

図16.新規APグループ作成

APグループの編集ページに入ります。まず General タブでコントローラのNAS-IDを貼り付け。

図17.APグループの編集 一般

図17.APグループの編集 一般

隣りの WLANs タブでは、 Add New を押してこれまでに作成したWLAN SSID、インターフェイスを指定して、紐付けを追加します。

図18.APグループの編集 WLANs

図18.APグループの編集 WLANs

さらにRF Profileタブでは、デフォルトでは11a, 11b共にnoneとなっているのを既存のAPグループに習い、Out-Of-Box系のプロファイルをセットしました。

図19.APグループの編集 RF Profile

図19.APグループの編集 RF Profile

4. 別グループのAPを異動

右隣りの APs タブでグループに属しているAPを確認することが出来ます。ここで現在別のAPグループに属しているAPを1つ選び、 Add APs ボタンを押してこのグループへ引き抜いてみます。

図20.別のAPグループからAPを引き抜き

図20.別のAPグループからAPを引き抜き

5分程度待ってからAPグループ内のAP一覧を確認すると、引き抜いてAPがメンバになっていました。

図21.新規APグループに属したAP

図21.新規APグループに属したAP

 

次に引き抜いてメンバとなったAPのネットワーク設定を変更します。WIRELESSタブを開くとコントローラ配下のAPが一覧表示されるので、目当てのAPをクリックして編集フォームに入ります。

図22.AP機器リスト

図22.AP機器リスト

名称と場所のテキストを適宜変更すると共に、IP Config欄のネットワーク基本情報を異動先に合わせて変更、

図23.APの編集 一般

図23.APの編集 一般

右上のApplyボタンを押して変更を反映させたら、物理的にもそのAPを異動後のサブネットへ繋ぎ直します。

その後、今回作成したSSIDへの接続し、DHCPサーバからIPアドレスを問題無く取得出来ることを確認しました。

図24.更新後のAP機器リスト

図24.更新後のAP機器リスト

最後に、コントローラの管理ページ右上にあるSave Configurationをクリックして設定を忘れずに保存しておきます。

図25.コントローラ設定の保存

図25.コントローラ設定の保存

 

こうして命題は達成されたので、次ページではワイヤレスコントローラCT2504の設定ファイルをバックアップする方法を確認してみます。

 

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