ホームラボ仮想環境向け軽量Linux考察 – bunsenlabs lithium

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Celeron J4125搭載産業用ミニPCへ鋭意構築中の、VMware ESXi 8.0ホームラボ仮想環境にあると便利な 軽量 デスクトップ Linux を探してみるシリーズ、今回はDebianベースの bunsenlabs lithium を試してみました。

bunsenlabs lithium

bunsenlabs Linux lithiumは、比較的古いハードウェアでもサクサク動作するDebianベースの軽量デスクトップLinuxです。

公式サイトのダウンロードページから、64bit版 lithium 3のISOをダウンロードします。

 

仮想マシンハードウェア構成

今回、VMware ESXi 8.0ハイパーバイザ上に作成する仮想マシンのハードウェア構成は公式サイトの推奨通り、HDD20GB、RAM2GBとしています。

図01.仮想マシンハードウェア構成

図01.仮想マシンハードウェア構成

本当は仮想ディスクをシン・プロビジョニングにしたかったのですが、うっかり忘れてデフォルトのシック構成のまま進めています。

 

lithiumのインストール

ダウンロードしたISOイメージを仮想ドライブにセットした上で起動すると、インストーラが立ち上がるので、 Install を選択。

図02.ISOインストーラブートメニュー

図02.ISOインストーラブートメニュー

インストーラで表示する言語とキーボードレイアウトを選択。

図03.言語の選択

図03.言語の選択

図04.キーボードレイアウトの選択

図04.キーボードレイアウトの選択

ホスト名を決め、ユーザ名とパスワードを設定します。

図05.ホスト名を設定

図05.ホスト名を設定

図06.ユーザ名を設定

図06.ユーザ名を設定

図07.パスワードの設定

図07.パスワードの設定

タイムゾーンは大まかなエリア指定のみでした(!?)

図08.タイムゾーンの設定

図08.タイムゾーンの設定

ちなみにインストール後も時刻設定の項目が見当たらず、結局ターミナルで設定しました。

 

インストール先パーティショニングの指定方法はおまかせで非LVMにしました。

図09.パーティショニング方法の選択

図09.パーティショニング方法の選択

図10.対象ディスクの選択

図10.対象ディスクの選択

特に何も変更せず、提示されるままにパーティションを設定します。

図11.パーティションレイアウト

図11.パーティションレイアウト

図12.パーティション書き込み

図12.パーティション書き込み

最後にGRUBブートローダを入れればインストーラは完走です。

図13.GRUBインストール確認

図13.GRUBインストール確認

図14.GRUBインストール先を確認

図14.GRUBインストール先を確認

初使用感

vSphere Client上のGUIコンソールからログインします。

図15.ログイン画面

図15.ログイン画面

ログイン後、まだ何もアプリを使用していないアイドル時のリソース消費を確認してみると、RAMは500MB程度、ストレージは3.3GB程度しか使われていませんでした。

図16.ログイン後のリソース消費量

図16.ログイン後のリソース消費量

さらにバージョン情報を確認すると、Debian 10 busterベースのKernel4.19なので、ひと世代前のシステム。

リソースはまだまだ余裕がありました。仮想環境内の検証用に使う程度であればストレージ10GB、RAM1GBでも良さそう。

ウェブブラウザはSnap版のFirefox 78が入っていました。

図17.Snap版Firefox 78

図17.Snap版Firefox 78

openssh-sevrerとTigerVNCのインストール

軽量Linuxデスクトップ仮想マシンへのアクセスは、CLIはssh、GUIはVNCを想定しているので、必要なパッケージをインストールしてこれらのサービスをセットアップします。

sshサーバは、 openssh-server パッケージをインストールするだけ。

対してVNCサービスの構築はWindows環境にUltraVNCを導入したことがある程度で、LinuxでCLIベースで設定するのは今回が初めて。

まずは定番のTigerVNC Serverを、 apt パッケージマネージャからインストール。

OSのインストール時に作成し、現在ログインしているユーザでVNCを利用したいので、そのままVNCのパスワードを生成します。

VNCサーバを起動してみます。

別のPCから接続してみます(VNCクライアントにはRemminaを使用)。

図18.RemminaからVNC接続

図18.RemminaからVNC接続

VNCサーバの終了は以下の要領で。

 

ここまで順調でしたが問題はここ、VNCサーバをシステム起動時に自動起動するようにサービス化するところ。

bunsenlab lithiumのベースであるDebianでは、 ~/.vnc/xstartup がそもそもないそうで、こちらの記事を参考に作業を進めます(鳴謝!)。

まず ~/.vncrc と言うファイルを作ってその中身を以下のように記述。

その上で、 ~/.vnc/xstartup を新たに実行権限付きで作成して、中身は次のようにしました(この内容についてはこちらを参考にしました。)。

そしてようやくsystemdに必要なサービスを定義します。

ここまでの ~/ 以下のVNC関連ファイル構成はこのようになっています。

作成したVNCサービスを登録、起動してみます。

これで起動後いつでもVNC接続できるようになりました。

 

むすび

conkeyをはじめとするハードウェアモニタリング系のツール類がデフォルトで備わっているので、このbunsenlabs lithiumは仮想マシンに入れるより、実機に入れてみる方が楽しそうです。

 

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