VMware ESXi8.0へUSB外付ストレージをデータストアに追加したい

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SanDisk Ultra Flair 256GBを調達

USBフラッシュメモリはいつもの淘寶よりも、近所のショップで買うのがリーズナブル。いくつかショップを回ってこちらのSanDisk Ultra Flair 256GBを購入。挿しっ放しにするつもりなので、放熱性を鑑みて金属筐体のUSBメモリを選びました。

図07.SanDisk Ultra Flair 256GB

図07.SanDisk Ultra Flair 256GB

どのプラットフォームでも購入後すぐ使えるよう、商品は既にFAT32でパーティションが構成されています。

図08.購入時のパーティション構成

図08.購入時のパーティション構成

ESXiホストでvmfs作成

既に検証した通り、USBフラッシュメモリをESXiホストのUSBポートへ挿すだけで、ストレージデバイスの一覧に現れます。

図09.デバイス一覧のSanDiskメモリ

図09.デバイス一覧のSanDiskメモリ

詳細画面のアクションから、パーティションテーブルをクリアで既存のパーティションを削除します。

図10.既存パーティションを削除

図10.既存パーティションを削除

パーティションのフォーマット項に mbr と残っているので、パーティションテーブルはまだ残っていると判断。

図11.MBRパーティションテーブル残存

図11.MBRパーティションテーブル残存

VMFS6を作るにはGPTパーティションにしなければならないのですが、ESXi Host Client上ではそれ以上の操作項目は見当たらないので、再びSSHで入ってCLIベースの操作に戻ります。

まず、挿したUSBメモリのデバイスネーム mpx.vmhba34:C0:T0:L0 を確認。

次に partedUtil mklabel コマンドで、GPTパーティションテーブルを新規作成し、 partedUtil getptbl でその情報を取得します。

そして、こちらのKBを参考に少し面倒なパーティションニングを進めます。

パーティションの作成に必要な終端セクター番号を、次の要領で求めます。

この数値を使い、 partedUtil setptbl コマンドでパーティションを作成します(算出した数値以外の引数は決め打ち。詳細は前述のKBを参照のこと)。

ESXi Host Client上でも、パーティションフォーマット項が gpt に変わっていました。

図12.GPTパーティションに生まれ変わる

図12.GPTパーティションに生まれ変わる

この状態でもESXi Host Clientでデータストアの追加にこのデバイスを選べないので、引き続きCLIベースでVMFSファイルシステムを作り、 datastore2 と言う名のデータストアを作成します。

ESXi Host Clientでデバイスを確認すると、VMFSが表示されました。

図13.USBメモリにVMFS作成される

図13.USBメモリにVMFS作成される

データストア一覧には、既に作成した datastore2 が追加されていました。

図14.一覧にデータストア追加される

図14.一覧にデータストア追加される

図15.追加したデータストア

図15.追加したデータストア

USBメモリをSSD扱いにする

先ほどの図14で新しく作成したデータストアの種類が非SSD(HDDと同等)となっていました。 esxcli でデバイスパラメータを確認してみても、 Is SSD: false となっているのが分かります。

SSDなどのフラッシュデバイスとして認識してもらうには、 esxcli で以下のパラメータを変更します。

これは、ESXi Host Clientでも設定可能ですが、

図16.DiskAllowUsbClaimAsSSD設定

図16.DiskAllowUsbClaimAsSSD設定

USBメモリを挿し直しても変わることはなかったので、ESXiホスト再起動後有効なのかも知れません。

 

そこで調べてみるとesxcli で直接デバイスを指定して設定することができるようなので、早速試してみました。

デバイスは確かにSSDとして再取得されていました。

図17.SSDとして再取得されたUSBメモリ

図17.SSDとして再取得されたUSBメモリ

 

以上で仮想マシンのバックアップに必要なデータストアを確保できました。次回は、有償のvCenter Serverには依らずにVMware ESXiホスト内で完結する、仮想マシンクローンバックアップシステムを構築したいと思います。

 

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