
AlipayHKを介しての タオバオ の 決済手数料 が有料化されてしまったのを受け、クレジットカードなのに タオバオ 決済手数料 無料 を謳う、中銀淘寶マスターカードに申し込んで、実際に使ってみました。
2023年7月改定された淘寶手續費
趣味の品々から日常品まで、タオバオ(淘寶)での買い物の決済はこれまでAlipayHKを使えば手数料が無料だったのですが…
それまで無料だったAlipayHKの残高による決済、及びAlipayHKとFPS(轉數快)でリンクされた銀行口座による決済(普段こちらを主に利用)がいずれも決済額の1%がチャージされることに。
中銀淘寶Worldマスターカードの申し込み
2023年8月17日
以前より、クレジットカードなのに淘寶の決済手数料が無料と宣伝されていて気になっていた、中國銀行(香港)発行の中銀淘寶World萬事達卡(Taobao World Mastercard)に申し込んでみることにしました。
申し込み専用のウェブページを開き、まずは基本情報の入力から。氏名、携帯番号、生年月日に加え、身分証の番号を入力するのですが、身分証の種類では一応パスポートも選択可能でした。
次の約款ページではひたすらチェックボックスにチェックを入れて通過、その先にいよいよ個人情報の長いフォームが現れます。
その冒頭は申し込もうとしているクレジットカード名とプロモーションについて、そして淘寶アカウントの入力欄が任意で用意されています。これは紐付けに使われるようなのですが、淘寶アカウント名にはマルチバイト文字が使われていると名寄せ出来ないようなので、携帯番号を入れておきました。
その下から個人情報入力フォームが始まります。まず、香港IDカードに沿った個人情報と、婚姻状態や最終学歴、居住先情報(持ち家かどうかやローンの有無)を入力。
次に職業や勤務先、勤務条件詳細を入力してこのページは終わるので次へ進みます。
次のページでは、郵便物の送り先やカード受け取りに利用したい銀行支店を選びます。受取可能な支店はあまり多くないのですが、中銀以外に系列の集友銀行もラインナップに加わっているので、各地域どこかしらで受け取ることができるよう配慮されてる印象です。
このページにはさらに延々とオプトアウト事項があるので、適宜設定して次へ進むとようやくフローの最後へ到達します。
最後に以下の証明書類をアップロードが必要なので、
- 香港IDカードと直筆サインをスキャンしたもの
- 居住先住所の確認できるもの
- 収入を確認できるもの
Upload File をクリックしてファイル送信ページへ移行します。
私は上記2, 3については、給料の受け取りに使用している銀行口座の3ヶ月以内の月度明細を併用することにしました。
確定ボタンを押してWeb申請は完了、問い合わせ時に必要なリファレンスコードが知らされます。
通常、この手の申請ではSMSやEメールで確認が届くものですが、その類は全くありません。
次ページでは、審査を通過してカードを受け取り、実際に淘寶の決済に使ってみます。