GL-iNet GL-AR750SをOpenWRT最新ファームウェアへ入れ替え

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設定を保持したままアップグレード

前ページでOpenWRT最新ファームウェアが問題なく動作することが分かったので、次は既にアクセスポイント専用機として運用している、もう1機のGL-AR750Sを今度は設定を保持したまま、同じファームウェアへ入れ替えてみます。

こちらのメーカーファームウェアは少し古くてv.3.211でしたが、大差はなさそう。

図16.2機目 GL-iNet ADMIN PANEL

図16.2機目 GL-iNet ADMIN PANEL

そしてOpenWRT側は同じv19.07.8です。

図17.2機目 OpenWRT v19.07

図17.2機目 OpenWRT v19.07

ファームウェア入れ替えアップグレードの手順で先ほどと異なるのは、この書き込み前確認で「現在の設定を保持する」にチェックをいれたままにしておくところのみ。

図18.設定を保持したままフラッシュ実行

図18.設定を保持したままフラッシュ実行

IPアドレスも変わらないので数分後、そのままブラウザでLuCIを開き直すと、アップグレード済のシステムが正常に稼働していました。

予め設定バックアップの対象にしていたパスは全て保持されていた他、 /mnt 下にあるSDカードのマウントポイントもそのままでした。

一方、 Startup InitScripts で一部サービスを無効にしていた設定は全て消えていたので、こちらは再度設定し直す必要があります。

 

パッケージの一括再インストール

設定は全てシステム内に残っているものの、ユーザが自分で入れたパッケージは、綺麗サッパリ消えているので、入れ直す必要があります。

これがOpenWRTにおけるアップグレードの鬼門なのですが、今回は幸い同じ機種が2つあるので、両者のインストール済パッケージ一覧を比較し、不足リストを生成してopkgで一括インストールしてみましょう。

まず2機目(通称:E4)のアップグレード直後のインストール済パッケージ一覧から。

(なお、前ページで述べたath10kファームウェア入れ替えだけは、既に済ませています)

次に前ページで構築した1機目(通称:A7)の完成状態でのパッケージ一覧。

こちらのパッケージ増加分は、主に以下の機能を追加したものです。

 

これら2つのリストをテキストファイルに書き出し、 diff で差分を抽出。

これを収めたテキストファイルを使って、次の要領で opkg で一括インストールします。

再度パッケージリストを取得して、1機目との差異が無いことを確認したら、念のために一度再起動させます。

 

/etc/config/の不要な設定ファイルの一括削除

ファームウェアアップグレード時に設定を保持したことから、/etc/config/には古いファームウェアの設定、特にGL-iNet独自の設定が残ったままになっています。

対して初期状態から構築した1機目の同じフォルダは、これだけしかありません。

これもパッケージの一括インストールと同じ要領で不要なファイルを抽出し、

結果を収めたテキストファイルを rm に投げつけて一括削除します。

 

以上でGL-AR750Sのファームウェア入れ替えアップグレード作業は完了です。

 

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