
以前、出窓ガラスに直接貼り付けただけの Raspberry Pi カメラモジュール 用に、市販のアクリル板 スタンド を試したりするも、結局、デジカメ用のミニ三脚と汎用PVCケースで自作しました。
アクリル板組み立てスタンド
Raspberry Pi カメラモジュール用の簡易スタンドでよく目にするのは、こうしたアクリル板で構成されるスタンドではないでしょうか(淘寶でRMB4.70にて購入)。
ネジをあまり強く締め過ぎると、カメラモジュール背面の表面実装部品に力が掛かり過ぎて損傷することもあるのでほどほどに。
卓上に設置して室内を撮影する程度ならこれで良いのですが、以前記事にしたような、2階の窓から外を見下ろすアングルの定点カメラでは使えません。
PVCケースとミニ三脚で自作
定点カメラ設営当時は時間が限られていたこともあり、針金とセロテープを使って出窓のガラスへ直接貼り付けると言う荒業で固定しました。その後さすがに経年変化で脱落気味になってしまったので、小さな三脚と汎用塩ビ筐体でカメラモジュールスタンドを製作します。
一般的に三脚のマウントネジは1/4インチサイズ(=6.35mm)なので、手持ちのM6ナットが途中まで入ることを確認。筐体を挟んで固定したところで、ホットグルーでがっちり固定しました。さらにカメラモジュールのネジ穴とレンズの開口、背面にFFCケーブルが通るスリットを開ければ完成です。
カメラモジュールに付属のFFCケーブルは15cm程度しかないので、別途いくつか長めのケーブルを用意しておくと、より自由な設営が可能になります(0.5mmピッチ15ピンB型(反向)のFFCケーブル)。
実際の設置例
実際に設置してみました。これなら見た目も問題なさそう。
撮影画像を開いて画角を確認。本当は手前の道路を撮影したいのですが、カメラをこれ以上したへ向けるとサッシが映り込むため、これを回避するにはもう少し高さの有る三脚が必要です。