毎月地道に伸びていた当サイトのPVが、更新ペース不変にも関わらず2023年春頃より鈍化してきたので、 SEO 対策を施したところ、まさかの裏目でPVが以降半年で半減する事態に。 WordPress の Yoast SEO プラグインなどで一般的に無効化が勧められている 日付アーカイブ が、実はPVに貢献していたのではないか、と言う仮説に至ります。
画像ページを無効化
画像を見せるのが目的のサイトではないので、記事の添付画像を一枚一枚閲覧させるだけのページは不要。低質なコンテンツと見なされる恐れもあることから、こうした画像ページを無効にします。
WordPress管理ページのYoast SEOプラグインの 高度な設定 の中にある メディアのページ を開き、 メディアページの有効化 をオフにして無効としました(デフォルトで無効済みとあるので、おそらくサイトを始めた当時、自分で知らずに有効化していたのかも知れません)。
記事中の添付画像をクリックすると、FancyBoxにより添付画像が直接表示されるので、記事閲覧に問題は有りません。
日付アーカイブを無効化、しかし
同様に日付アーカイブも質の低いコンテンツと見なされがちとのことなので、こちらもYoast SEOの 高度な設定 にある 日付アーカイブ の設定で無効化しました。
その後、半年近く経過するもPVは一転、毎月減少の一途を辿ることになります。
Google Search Consoleを確認
Google Search Consoleでインデックスに登録されないページの内訳を確認します。
日付アーカイブを無効にしたことで、これらのページがnoindexになったり、サイトトップへリダイレクトされるようになったことから、インデックスに登録されないのは想定内でしたが、年や月度のアーカイブページまで除外されていることに初めて気づきました。
実際これらのページを開いてみるとトップへリダイレクトするので、Yoast SEOの日付アーカイブ無効化による仕様と言えます。
日付単位のアーカイブだけを無効化する手段は容易にはなさそうなので、日付アーカイブを再び有効化した上で、Google Search Console上で日付単位のアーカイブを含め、インデックスを外れてしまったページの再登録をひたすらリクエストしました。
これでしばらく様子をみて、日付アーカイブの是非を確かめてみたいと思います。