Nautilus によく使うScriptを登録して一発起動一括操作

投稿者: | 2020年6月4日

仕事でもお家でも普段は Ubuntu 使うようになって十年ほど。段々、ターミナルからシェルで済んでしまう操作も増えてきました。それでも、ディレクトリーツリーを渡り歩くのはGUIの方が速いわけで、ファイルの一括処理など、ファイルマネージャー Nautilus 上でシェルコマンド実行するようなこと出来ないかな、思って使い始めたのが、 FileManager-Action です。

FileManager Actionsとは

以前はNautilus-Actionと言う名前だったような気がするのですが、調べてみるとなるほど名前変わったようです。まだ入っていなければ、先人さまに従い(Great Tnx!!)、PPA追加の上、まずインストールしましょう(Ubuntu 18.04LTS)。

これでメニューなどから、FileManager Actionsと打つとアプリが出てきます。

仕事場UbuntuはもうLTSを何度かアップグレードしてきているので、このFileManager Actionsと、Nautilus Actionsアプリが共存しています。作成したActionはどちらも同じものを見ているようなので、実害は無いものの、気持ち悪いのでいずれ綺麗にしますかね。

図1.2つのActionsTool

図1.2つのActionsTool

登録するActionで使える引数はこんなにあります。これだけあれば欲しい要素は大概得られることでしょう。

図2引数凡例

図2引数凡例

Actionの登録中はこまめにセーブして挙動を確認。設定変えたのに反映されないなど、おかしいと思ったら、そのActionは一度削除して、新規作成するのが確実です。そのためにも、出来上がったActionはExport機能でバックアップしておいた方が良いと思います。

こうして出来上がったActionはNautilusの右クリックで出現するコンテキストメニューに現れます。

図3.コンテキストメニュー

図3.コンテキストメニュー

 

 

それでは実際に使っているActionを以下にまとめると共に、今後もここへ適宜追加したいと思います。

 

1. 画像やPDFのメタデータ消去

撮影情報などが含まれる画像のexifデータや、オフィス複合機でPDFを印刷する際に記録されるメタデータは、exiftoolできれいさっぱり消去することが出来ます。インストールはこのように。

Actionの仕込みは以下の通り。コマンドのパラメータ項がキモで、Basenamesタブで適用したいファイル拡張子を指定します。デジカメから持ってきた画像などでは、ファイル名・拡張子が大文字の場合があるので、Match caseのチェックを外しておいた方が良いでしょう。

図4.Remove Exif

図4.Remove Exif

 

2. PDFをページ毎のPNG画像へ変換

スマホアプリでよくある変換モノ、ImageMagickのconvertコマンドで、PDFが複数のページから構成される場合は、末尾に連番の付与されたファイル名の画像が出力されます。ImageMagickがまだ入っていない場合はまずインストールから。

Actionの仕込みは、exiftoolの時とほぼ同じ。コマンドパラメータの「-density」は解像度を意味し、好みですがあまり低いと判読出来ません。また、見た目が白背景のPDFでも実は透過が掛かっていることがあるので、「-alpha off」で透過を無効にします。

図5.PDF to PNG

図5.PDF to PNG

 

3. 複数画像の結合(縦方向・横方向)

これもconvertコマンドのappendオプションで出来てしまいます。Action登録時、コマンドパラメータを「+append」とすると横方向、「-append」とすると縦方向の画像連結です。画像の結合と言うからには、選択されるファイルは複数であるはずなので、想定外の操作を防ぐ意味で、Environmentタブにある選択オブジェクト数を「1より多い」にしておきましょう。

図6.Append Image

図6.Append Image

 

4. ディレクトリ・ファイル一覧のツリー表示出力

ターミナルでよく使うtreeコマンドをNautilus上で呼べるようにして、選んだフォルダのツリー構造のファイル一覧をテキストファイルとして生成するものです。Actionの登録は単純ですが、選択対象がフォルダである場合にのみ有効としたいので、Mimetypesタブで「inode/directory」のマッチ条件を設定しておきます。

図7.Gen Tree Text File

図7.Gen Tree Text File

今回はここまで。また何か思いついたら、このページへ追記してゆく予定です。

 

[2020.08.31追記]

5. pdftkでPDFファイルの結合や一括回転操作

普段PDFファイルの結合や回転、入れ替えにはGUIベースのPDFModを愛用していますが、GUIで確認するまでもない単純一括操作にpdftkを使ってみます。大人の事情で公式レポジトリから外れてしまっているので、snapで入れるのが良いでしょう。

試しに実行してみると実行場所によってはエラーになります。%HOME外で実行すると発生するとか…。

そんな時は次のようにリンク貼ることで何処でも実行可能になりました。

 

動作確認が取れたので、早速登録しましょう。まずPDFファイルをファイル名順序で一つのPDFに結合する方法は、convertで複数画像を結合する時と同じ要領で次のように設定します。

図8.pdftk結合

図8.pdftk結合

 

次に文書をスキャンしたPDF文書が上下さかさまで修正したい場合、180°回転させるには次のように登録しておきます(文書内全ページを回転)。

図9.pdftk回転

図9.pdftk回転

ちなみに90°回転は、downをleft(反時計回り), right(時計回り)に変更するだけです。

 

 

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