Oracle Cloud 上の Nextcloud 相手に色々なWebDAVクライアントを試す

投稿者: | 2021年8月6日

せっかくOracle Cloud上に自分専用 Nextcloud を立ち上げたので、PC( Windows ,  Ubuntu , macOS , Synology NAS)から Android まで身の回りの様々なデバイスから、 WebDAV を通じてどのようにアクセスすれば良いのか、試してみました。

Ubuntu (Nautilus)の場合

Ubuntuでは、ファイルマネージャNautilusがWebDAVに対応しています。左下の「+ 他の場所」をクリックするとウィンドウ下にサーバアドレス入力欄が現れるので、以下の要領で入力します(NextcloudがWebサーバ上のドキュメントルートにある場合)。

図01.Nautilus サーバへ接続

図01.Nautilus サーバへ接続

続くログインウィンドウでは、Nextcloudのユーザ名とパスワードを入力します。今後も使う場合は、記憶させておくと便利です。

図02.Nautilus ログインウィンドウ

図02.Nautilus ログインウィンドウ

Nextcloud上のコンテンツが表示されました。ブックマークに登録しておくと、以降もクリック一発で開けます。

図03.Nautilus ブックマークへ登録

図03.Nautilus ブックマークへ登録

Ubuntu (davfs2)の場合

CLIベースではdavfs2と言うパッケージを使うと、WebDAV接続先をマウントすることが出来ます。早速パッケージマネージャからインストールするのですが、その際に次のようなプロンプトが入ると思います。これは具体的には、マウントしたWebDAVリソースをroot以外のユーザでも使える(書き込める)ようにするかどうか、と考えるとより的確に思います。「はい」を選択してインストールを進めました。

図04.davfs2 パッケージの設定

図04.davfs2 パッケージの設定



インストールを終えたら、適当なマウントポイントの作成と、非rootユーザでもWebDAVリソースを使えるようにするべく、まずは davfs2 グループに現在のユーザを加えます(下記例で現在使用中のユーザ名は user です)。

設定後は一度、PCを再起動させてから作業を続けます。その前にroot権限でマウント出来るか試してみましょう。

マウント出来ていますが、書き込みが出来るのはrootに限られるので、これではやはり不便です。

ホームディレクトリ下に、 .davfs2 と言う隠しフォルダを作り、その中にWebDAVアクセス情報(URI、ユーザ名、パスワード)を収めた secret と言うテキストファイルを作成して、自ユーザ以外には開けないようにマスクします。

最後に /etc/fstabnoauto 指定でマウント情報を追記しておきます(非rootユーザによる mount コマンドには、 -t オプションが許されないため)。

これで一般ユーザでもdavfs2でmount出来るようになりました。

 

macOS (Finder)の場合

macOSでは、ファイルマネージャのFinderがWebDAVに対応しています。これまでにも何度か記事にしたことのある、岡持ちMac Pro(Mid 2010)で試してみます(OSは古めのHigh Sierra)。まずFinderのメニューバーの【 Go → Connect to Server】をクリック。

図05.Finder Connect to Server

図05.Finder Connect to Server

サーバアドレスを以下の要領で入力します。

図06.Finder Server Address

図06.Finder Server Address

続いてNextcloudのユーザ名とパスワードを入力します。今後も使うのであればキーチェーンに記憶させておきましょう。

図07.Finder Server Login

図07.Finder Server Login

これでNextcloud上のコンテンツを開けました。

図08.Finder WebDAV mounted

図08.Finder WebDAV mounted

今後に備え、図06でWebDAVサーバへのURIを入力時に「+」ボタンをクリックし、下段のFavorite Serversエントリに追加しておきます。

図09.Finder Add to Favorite

図09.Finder Add to Favorite

接続後、ファイルをアップロードしようとすると、必ずエラーで失敗してしまいます。

図10.Finder Error Code -36

図10.Finder Error Code -36

ダウンロードなど、静的な操作は全く問題ないだけに残念なのですが、OSが古いことが一因しているかもしれません。

 

次ページ以降ではWindowsの場合に加え、Synology NASやAndroidアプリでの接続方法について解説します。

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