ASUS Zenfone 8 Flip (ZS672KS)をMagiskでroot化

投稿者: | 2021年11月2日

海水没した先代 Zenfone 7に続いて購入した Zenfone 8 Flip (ZS672KS)を Magisk で root 化してみました。Zenfone 7の時と異なり、本機種向けのTWRPカスタムリカバリは有りませんが、 Magisk がストックROMのboot.imgにパッチを当てることが出来るので問題なく root 取得できました。更にMagiskモジュールを使って SafetyNet 認証を通過出来るようにもしています。

ブートローダのアンロック

ASUSの製品サポートページを開き、以下の要領でブートローダをアンロックするためのアプリをダウンロードします。

図01.アンロックアプリ ダウンロード

図01.アンロックアプリ ダウンロード



ダウンロードしたapkファイルをデバイスの内部ストレージに移し、ファイルマネージャからタップしてインストールします。この時、不明なアプリのインストール権限をファイルマネージャに付与する必要があります。

図02.アンロックアプリ インストール

図02.アンロックアプリ インストール

インストールされた「デバイスツールのロック解除」と言うアプリを立ち上げ、ブートローダをアンロックしますが、その際、再起動時にハードリセットがかかって内部ストレージ内が初期化されるので、実行前に必要なデータを必ずバックアップしておくことを忘れずに。

図03.アンロックアプリ 実行

図03.アンロックアプリ 実行

なお、ブートローダをアンロックしてしまうと、デバイス起動時に改変機器である云々のメッセージが必ず出るようになるので、root化はよく考えてから(もちろんメーカー保証外に)。

図04.アンロック後の起動メッセージ

図04.アンロック後の起動メッセージ

そう言えば、Zenfone 7をMagiskでroot化した際、Magisk Hideでもシステム改変を秘匿出来なかったPPS(繳費靈)アプリをここで試しにインストールしてみましたが、正常に使用することが出来ました。ブートローダのアンロックをトリガーとして改変検出をしているわけではなさそうです。

 

USBデバックの有効化

まず、設定の歯車アイコンより、

「設定 → システム → 端末情報 → ソフトウェア情報」

と辿り、その中の「ビルド番号」を連打して開発者向けオプションを有効にします。

図05.開発者向けオプションの有効化

図05.開発者向けオプションの有効化

続いて「システム」内に現れた「開発者向けオプション」を開き、長いページを下へスクロールすると現れる「USBデバッグの有効化」のトグルスイッチをONにします。

図06.USBデバッグの有効化

図06.USBデバッグの有効化

ストックROMのダウンロード

ここからしばらくは、Ubuntu 18.04母艦での作業です。これからインストールするMagiskアプリに、パッチを当ててもらうための boot.img を取得します。ASUSサポートページからストックROMをダウンロードするのですが、現在Zenfone 8 Flipが稼働しているシステムと全く同じバージョン番号のROMをダウンロードする必要があります。そのため、デバイスにシステム更新が無いかチェックしてから進めた方が良いでしょう。

図07.ストックROMのダウンロード

図07.ストックROMのダウンロード

ROMからboot.imgの取り出し

てっきりダウンロードしたROMアーカイブの中に boot.img があるのを取り出せば良いだけと思っていましたが、見当たりません

Payload DumperというPythonで組まれたツールを用いて payload.bin を分解し、その中に含まれる boot.img を取り出す必要があります。

先ずは必要な依存モジュールのインストールから。公式GitHubでは protobuf しか明示されていませんが、実際には bsdiff4 も必要でした。尚、作業中のUbuntu 18.04には、2.7系と3.6系の2つのPythonが共存していて、デフォルトは2.7系となるため、ここで3.6系を使うためにpython3やpip3として呼び出しています。

そして先ほどダウンロードしたROMアーカイブを展開したフォルダ内に、次の2つのPythonファイルを配置し、実行権限を付与します。

  • payload_dumper.py
  • update_metadata_pb2.py

準備が整ったら、 payload_dumper.py を実行します。

待つこと数分で正常終了すると、「output」フォルダの中に生成物はまとめられていて、その中に boot.img もありました。

こうして入手した boot.img をZenfone 8 Flipの内部ストレージへ転送すれば準備完了。次ページではいよいよMagiskをインストールします。

 

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