WebUIへの初回アクセス
TL-SG2008D本体底面に記載の有る管理用IPアドレス 10.18.18.251/24 に合わせ、接続するPCの有線LAN設定を同じサブネットの適当な固定アドレスに変更します。
その上でブラウザでスイッチ管理アドレスを開くと、まず初回はログインユーザ名とパスワードの作成を求められます。
作成したユーザでログイン後、中文簡体字のホーム画面が現れました。
実はクライアントPC以外に、既存のLANへもアップリンクとして繋いでおいたところ、LANのDHCPサーバからもIPアドレスを取得していました。本体底面記載の管理用アドレスはメンテナンス用で編集できないことから、普段の管理はこちらのIPアドレスを使うのが良さそうです。
尚、中国国内向けモデルにつき、言語はこの中文簡体字のみです。そのメニュー項目は大きく分けて、
- 系统管理 ( System )
- 二层交换 ( Switching )
- 监控 ( Monitoring )
- VLAN
- 服务质量 ( QoS )
の5つで構成されており、これはグローバルモデル TL-SG108Eに酷似しています。以降、各項目の詳細をグローバルモデルとの差異を確認しながら確認してみましょう。
WebUI: System
系统信息 (System Info) では、機器の基本情報を確認できる他、ホストネームを編集することができます。
IP管理 (IP Management) の中が2つの項目に分かれていて、まず1つ目がこの IP设置 (IP Setting) です。デフォルトではDHCPクライアントモードが有効になっており、これを無効とすることで、IPアドレスを手動設定できるようになります。
そしてもう1つがこの 固定IP设置 (Fix IP Setting) で、これはTL-SG108Eには存在しません。変更可能な設定は有効・無効のみで、IPアドレス値の変更はできません。
用户设置 (User Account) は、初回アクセス時に設定したユーザ名・パスワードを変更する時に使います。
云管理 (Cloud Management) もTL-SG108Eには存在しない機能で、スマートフォンに専用アプリをインストールして、TP-Linkのオンラインサーバによる集中管理を可能とするものです。v1.0.2ファームウェアからはローカルサーバも選択可能になりました。
スマートフォンアプリの使用感を後ほど確認してみたいので、ここは有効のままにしておきます。
系统工具 (System Tools) には4つの機能が収められていて、その1つ目がこの 备份与还原 (Backup and Restore) 。
バックアップを試してみると、ダウンロードされる confi.cfg と言うファイルは、ASCIIではなくバイナリファイルでした。
続いては機器を再起動できる 系统重启 (System Reboot) 。
系统恢复 (System Reset) では、工場出荷状態の設定へ初期化することができます。
系统升级 (Firmware Upgrade) でファームウェアの更新可能なので、製品サポートページで見つけた新しいファームウェアをダウンロードの上、
このページでアップロード、適用しました(再起動要)。
次ページでは、Switching以降の項目について確認します。