廉価な管理型ギガビットスイッチ TL-SG2008D買いました

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スマートフォンアプリの機能

上述の図14.Cloud Managementページや、製品外箱にもあるQR Codeをモバイル端末で開くと、OS毎のダウンロードリンクが開きます。

図35.QR Codeで開いたウンロードページ

図35.QR Codeで開いたウンロードページ

iPhone版はApp Storeへリンクするも、Android版はリンクが無くここからダウンロードは叶わず、また、Google Play Storeにも無いので結局、製品サポートページからapkファイルをダウンロードしてのインストールになりました。

アプリを立ち上げ、メールアドレスを用いてのユーザ登録後、アプリ画面にはまだ何も機器が登録されていないので、設備の追加へと進みます。

図36.クラウドアプリログイン

図36.クラウドアプリログイン

機器の種類ではネットワーク機器を選択、本体底面ラベルの設備IDのQRコードを読み取り、最初に設定したWebUIのログイン情報を入力すれば完了です。

図37.アプリから機器を追加

図37.アプリから機器を追加

デバイスの詳細では、各ポートの状態や設定変更、VLAN、ポート統計情報と、普段の監視やちょっとしたトラブルシューティング程度であれば、アプリ上で完結してしまいそうな充実ぶりです。

図38.デバイスの詳細

図38.デバイスの詳細

ちなみに同等の機能はアプリを使わずとも、ブラウザからでも以下のURLから利用可能です。

図39.TP-Link Web版管理ページ

図39.TP-Link Web版管理ページ

これは近年、GL-iNetなど各社がルータやWiFi APで最近始めている、オンライン集中管理サービスのネットワークスイッチ版と言った様相でしょうか。

 

iPerfで転送速度を比較

自宅のネットワークスイッチを交換する前に、現在使用中の非管理型ギガビットハブの転送速度を、同デバイスにぶら下がる2基のSynology NAS DS212jとDS213jの間でiPerfを使って計測しました(Synology NASへのiPerf導入記事はこちら)。

  • DS212j → DS213j : 851 Mbps
  • DS212j ← DS213j : 593 Mbps

これを踏まえ、ギガビットハブをTL-SG2008Dへ入れ替え、同じように計測してみます。

  • DS212j → DS213j : 840 Mbps
  • DS212j ← DS213j : 614 Mbps

数値を見る限りバラツキの範囲内であり、特に両者の間に違いは無さそうです。

 

番外)SUCOMギガビットハブ

GL-iNet GL-AR750Sを自宅用ルータとして使い始めた時に、そのLANポートの少なさを補う形で導入した8ポートギガビットハブが、このSUCOM SW1008Gでした(当時RMB78にて購入、記事はこちら)。

図40.SUCOM SW1008G

図40.SUCOM SW1008G

金属筐体ということもあり、TL-SG2008Dとよく似た外観ですが、DC端子は背面にあります。

図41.SW1008G 前面・背面視

図41.SW1008G 前面・背面視

開け方もSG2008Dと同じく、底面のネジ2本を外し、筐体を前後方向へスライドする方式です。

図42.SW1008G スライドオープン

図42.SW1008G スライドオープン

筐体サイズは基板サイズぎりぎりに作り込んでいて、搭載されているのはRealtek RTL8370コントローラでした。

図43.SW1008G 基板

図43.SW1008G 基板

これも5V動作が可能なので、参考までにこのギガビットハブの消費電力も測ってみると、電源プラグイン直後に300mAまで一瞬跳ね上がるものの、アイドルで60mA程度、1ポート繋ぐと120mA程度を消費していました。

図44.SW1008G 消費電力推移

図44.SW1008G 消費電力推移

 

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