SD版PiAwareにFlightRadar24へのフィード機能を追加

投稿者: | 2023年4月11日

初代 Raspberry Pi にDVB-Tドングルを繋いで構築した ADS-B 受信機が、 FlightAware へデータ提供するためのシステム、PiAwareに FlightRadar24 へのデータ提供機能を追加しました。

FlightRadar24インストールバッチ

FlightRadar24のフィードを導入するため、チュートリアルに従ってターミナル上で次のコマンドを実行します。

インストールスクリプトがダウンロードされると、そのまま自動的にインストールウィザードが始まります。

 

ウィザード:アカウント情報入力

ウィザードのまず始めは、FlightRadar24へ登録しているメールアドレスから。

そして今回はレシーバの新規登録なので、シェアキーは空欄のまま返します。

FlightRadar24以外のサービス(FlightAwareなど)へもデータ提供を併用する場合、MLATは有効にしないよう勧められているので、 no を返答します。

 

ウィザード:位置情報の入力

次に最寄りの空港施設コードを聞かれますが、この後でレシーバ設置場所の緯度経度を入力するのでここは空欄で返答。

そしてレシーバ設置場所の正確な緯度経度を入力するのですが、もし分からなければGoogle Mapsで知りたい場所で右クリックすれば、ポップアップメニューの一番上に緯度経度が表示され、さらにこれをクリックすればその緯度経度がクリップボード内に格納されるので便利です。

図1.Google Mapsで緯度経度取得

図1.Google Mapsで緯度経度取得



緯度経度に続いて標高をフィートで入力します。Google Earthを開いて知りたい場所にポインタを合わせると、ウィンドウ右下にその地点の標高がメートル表記で得られるので、それをフィートへ換算して入力。

図2.Google Earthで標高値取得

図2.Google Earthで標高値取得



送られた情報を精査後、その情報を元にシステムが最寄りの空港施設を選出します。

メールアドレスの取扱いに関する確認の後、PiAwareで既に使用中のdump1090インスタンスを見つけると、接続設定を聞かれますが、取り敢えず autoconfig で自動設定してもらいます。

最後にログファイルの時刻表記を好みで設定すれば、FlightRadar24向けフィード提供サービスのインストールは終わりです。

 

FlightRadar24サイトでレーダステータス確認

早速、FlightRadar24のレーダステータスページを確認すると、インストール終了直後はまだオフラインでしたが、

図3.セットアップ直後のステータス

図3.セットアップ直後のステータス

慌てずそのまましばらく待つと、疎通が確立されてオンラインになりました。

図4.ステータスがオンラインに変わる

図4.ステータスがオンラインに変わる

dump1090からデータを受け取れるようにする

しかしこのまま待ち続けても肝心の受信データが提供されないので、ログを確認してみるとdump1090インスタンスと正常に接続できていない様子。

こちらのスレッドを参考に、設定ファイルを書き換えてみました(Great Tnx!!)。

サービスを再起動すると、今度はdump1090からデータを受け取り、FlightRadar24へ送信できていることがログからもわかります。

FlightRadar24のレーダステータスページにも提供されたデータの集計が表示されていました。

図5.受信データの提供開始

図5.受信データの提供開始

 

レーダサイト側に障害が発生してオフラインが続くと、メールでお知らせしてくれる機能がFlightAware、FlightRadar24どちらにもあるのですが、前者はオフラインが最低でも6時間続かないと知らせてくれないのに対し、FlightRadar24では最小値を1時間とすることができるので、より早い障害対応をとることが可能です。

そして、FlightRadar24へデータ提供すると、アカウントステータスが本来は有償のBusinessクラスへアップグレードされるのが、何よりも魅力でしょう。

 

 

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