
中古 の Google Pixel 4を タオバオ で購入、 初期化 されていなかったので、 ファストブート から リカバリモード へ入り、データワイプして初期化しました。
中古スマートフォンもネット通販の時代
日本SIMを入れて使うサブ機にちょど良い中古スマートフォンを探していたところ、Google Pixel 4に惹かれました。
Google Pixel 4は2019年発売のスマートフォンで、CPUにSnapdragon 855を採用。そのマイナーチェンジ版Pixel 4aにはSnapdragon 730Gが使われているので、こちらはやや微妙。
旺角の先達廣場を物色するも、iPhoneとGalaxyばかりのラインナップに幻滅。対してタオバオでは、メーカー製PCの中古品を見掛けるのと同じように、Google Pixelの中古品も容易に見つけることが出来ました。
この手の中古品ではO版、M版など独特な隠語が使われていますが、購入したPixel 4はO版64GBで、価格はRMB670(送料無料)。
タオバオでポチってから3日後、深圳から香港の自宅へ到着。以前はバッテリ内蔵した中古品は、こうした通販では購入できないことが多かったのですが、いつの間にかそうした制限はいずこへやら。どおりで旺角の先達廣場にある携帯屋さんが元気ないわけです。
簡単なクッションに包まれた本体を取り出して早速電源を入れてみると、初回セットアップウィザードでは無く、パターンロック画面が現れます。おそらく動作確認を終えた状態なのでしょう。

図01.中古Pixel4購入直後起動
お店側へアンロックパターンを問い合わせるのも面倒なので、リカバリモードでの初期化を試みます。
まずはファストブートモード
一度電源を落とし、 Volume Down ボタンを押しながら Power ボタンを押して、ファストブート画面を出します(押し続けた2つのボタンを離すときは、 Power ボタンを先に離すと誤動作を防げます)。

図02.ファストブートモード
画面下に表示されている個体情報は次の通りで、ストレージやRAMの容量も購入時に確認したスペックと一致しています。 Product revision の末尾にはJPNとあるので、もしかすると日本市場から流れてきたのかも。

図03.ファストブート情報
Volume Up / Down を何度か押してその上に Recovery Mode が出てきたら、 Power ボタンを押してリカバリモードへ移行します。
ドロイド君アイコン
お腹の開いたドロイド君アイコンが出たら、
次のボタンシーケンスでリカバリメニューを出します。
- Power ボタン押したまま
- Volume Up ボタンを1,2秒押したら離す
- リカバリメニューが出るので Power ボタンを離す
リカバリモードでワイプ
Volume Down ボタンを操作して、メニュー上のハイライトを Wipe data/factory reset に合わせ、 Power ボタンを押します。
データワイプの警告確認画面で、 Factory data reset を選択して Power ボタンを押して実行します。

図08.データワイプ警告確認
データワイプの途中ではエラーのようなメッセージも見られますが、最後に Data wipe complete が現れれば初期化は完了です。
Reboot system now を選択して Power ボタンを押してデバイスを再起動すると、初回セットアップウィザードが開きました。
使い心地はサクサクで申し分ありませんが、この機種には指紋センサが搭載されていないので、生体認証は必然的に顔認証ということになります。
これが本当に速いというか緩くて、眼鏡の有無にも惑わされることがないどころか、寝顔でも認証が通るのでそういうのを気にする人は、注意が必要かも知れません。