MacBook Pro (Mid 2014)をKubuntu 22.04とデュアルブート

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rEFIndブートメニューの導入

このままでは常にKubuntuが起動してしまうので、rEFIndブートマネージャを導入します。

command+R を押したまま電源を投入してリカバリモードに入ったら、

図19.リカバリモード

図19.リカバリモード

ターミナルでシステム整合性保護(System Integrity Protection)を無効化します。

図20.ターミナルでSIP無効化

図20.ターミナルでSIP無効化

次に、Optionキー押しながら電源投入してmacOSを立ち上げ、rEFind公式サイトからダウンロードしたZipファイルを解凍して、

中にあるインストールスクリプト refind-install を実行します。

そしてもう一度同じ要領でリカバリモードに入り、先ほど無効化したSIPを元に戻します。

これでMacbook Pro起動時にはまず、このブートメニューが出るようになりました。

図21.rEFIndブートメニュー標準

図21.rEFIndブートメニュー標準

さすがにこのデザインはキツいので、皆さんどうされているのだろうと作例を調べ、こちらの記事に沿ってテーマを導入してみることにしました(鳴謝!)。

まず、macOSのターミナルでEFIパーティションをマウントします。

refind フォルダの中にテーマを収める themes と言うフォルダを新規作成し、その中にダウンロードしたテーマを解凍したもの rEFInd-minimal をコピーします。

そしてrEFIndの設定ファイル refind.conf の末尾に、コピーしたテーマへの相対パスを記述すれば、導入作業は完了です。

再起動すると、シンプルなテーマが適用されたrEFIndブートメニューが現れます。

図22.rEFIndブートメニューテーマ適用

図22.rEFIndブートメニューテーマ適用

 

なお、比較的大きめなシステム更新の適用後は、rEFIndが無効になってしまうことがあるので、その際には慌てず再インストールすれば良いのだそう。

 

Retinaディスプレイの表示スケール

高解像度なRetinaディスプレイのデフォルトでは老眼にはかなり厳しい細かさ。

図23.デフォルト等倍表示

図23.デフォルト等倍表示

GNOME系では100% 200%と大雑把にしか設定できなかった表示スケールが(Ubuntu 22.04でようやくFractional Scalingが試験実装)、KDEではシステム設定の中にあるディスプレイ設定で、Windows 10と同じように変更することができます。

図24.150%スケール表示

図24.150%スケール表示

150%は少し大きすぎに感じられたので、125%スケールに落ち着きました。

図25.125%スケール表示

図25.125%スケール表示

 

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