VMware ESXiホストにHome Assistant仮想マシンを構築

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アドオンを追加してみる

再びHome Assistantへ戻り、次の3つのアドオンを入れてみました(追加は右下にあるアドオンストアより)。

図20.インストール済プラグイン一覧

図20.インストール済プラグイン一覧

File Editorは以前、Configurationと呼ばれていたアドオンで、主に各YAMLファイルを直接編集するのに使えそうです。

図21.File Editorアドオン

図21.File Editorアドオン

Terminal & SSHアドオンは、WebUIのターミナル機能と、リモートからのSSHアクセスを実現するもので、利用前にまず、ユーザプロファイルの設定で、詳細モードを有効にする必要があります。

図22.ユーザの詳細モード有効化

図22.ユーザの詳細モード有効化

アドオンをインストールすると、Home AssistantのWebUIや、SSHクライアントから( root@ にて)アクセスできるようになります。

図23.Terminal & SSHアドオン

図23.Terminal & SSHアドオン

MQTTブローカであるMosquitto brokerアドオンはESP8266で動くESP Easyとの通信に使う予定でいますが、一筋縄では行かないようなので、実際の試行はまた別の機会に。

図24.Mosquitto brokerアドオン

図24.Mosquitto brokerアドオン

ディスカバリ機能でデバイスの追加

Home Assistantはネットワーク上にある、比較的親和性の高いデバイスを見つけて知らせてくれます。

まず発見されたSony BRAVIA KDL-42W800Aテレビの 設定 ボタンを押し、テレビ画面に映し出されたPINを入力します。

図25.BRAVIAテレビの認証

図25.BRAVIAテレビの認証

BRAVIAテレビがデバイスとして登録されると、ON/OFFなどの制御の他、現在視聴中の局名が表示されます。

図26.BRAVIAテレビのデバイス機能

図26.BRAVIAテレビのデバイス機能

続いてSamsung Smart TV UA43J5500も、同様に画面上に現れるPINを入力して認証しました。

図27.Samsung Smart TVの認証

図27.Samsung Smart TVの認証

BRAVIAのノリで楽しみにしていたのですが、こちらは電源を切ってしまうと利用不能になってしまうお粗末さ。

図28.BRAVIAテレビのデバイス機能

図28.BRAVIAテレビのデバイス機能

調べてみるとある頃以降のHome Assistantでは、Samsung TVの制御ができないようです。

最後にSynology NAS DS212jを登録します。NASのログイン情報を入力し、SSLは使っていないので SSL証明書を使用する のチェックを外します。

図29.Synology NAS DS212jの認証

図29.Synology NAS DS212jの認証

デバイスとして登録されると、ON/OFF制御の他、システム情報やストレージの使用率など、豊富な項目が利用可能になりました。

図30.Synology NAS DS212jのデバイス機能

図30.Synology NAS DS212jのデバイス機能

 

今回は生活のあちこちにちらばる、様々なIoTデバイスの一元可視化のための土台ができたところまで。次回以降、個々のデバイスを登録して、いつかはカッコイイダッシュボードになるようにしたいと思います。

 

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