アドオンを追加してみる
再びHome Assistantへ戻り、次の3つのアドオンを入れてみました(追加は右下にあるアドオンストアより)。
- File Editor (旧Configuration)
- Terminal & SSH
- Mosquitto broker
File Editorは以前、Configurationと呼ばれていたアドオンで、主に各YAMLファイルを直接編集するのに使えそうです。
Terminal & SSHアドオンは、WebUIのターミナル機能と、リモートからのSSHアクセスを実現するもので、利用前にまず、ユーザプロファイルの設定で、詳細モードを有効にする必要があります。
アドオンをインストールすると、Home AssistantのWebUIや、SSHクライアントから( root@ にて)アクセスできるようになります。
MQTTブローカであるMosquitto brokerアドオンはESP8266で動くESP Easyとの通信に使う予定でいますが、一筋縄では行かないようなので、実際の試行はまた別の機会に。
ディスカバリ機能でデバイスの追加
Home Assistantはネットワーク上にある、比較的親和性の高いデバイスを見つけて知らせてくれます。
まず発見されたSony BRAVIA KDL-42W800Aテレビの 設定 ボタンを押し、テレビ画面に映し出されたPINを入力します。
BRAVIAテレビがデバイスとして登録されると、ON/OFFなどの制御の他、現在視聴中の局名が表示されます。
続いてSamsung Smart TV UA43J5500も、同様に画面上に現れるPINを入力して認証しました。
BRAVIAのノリで楽しみにしていたのですが、こちらは電源を切ってしまうと利用不能になってしまうお粗末さ。
調べてみるとある頃以降のHome Assistantでは、Samsung TVの制御ができないようです。
最後にSynology NAS DS212jを登録します。NASのログイン情報を入力し、SSLは使っていないので SSL証明書を使用する のチェックを外します。
デバイスとして登録されると、ON/OFF制御の他、システム情報やストレージの使用率など、豊富な項目が利用可能になりました。
今回は生活のあちこちにちらばる、様々なIoTデバイスの一元可視化のための土台ができたところまで。次回以降、個々のデバイスを登録して、いつかはカッコイイダッシュボードになるようにしたいと思います。